2019 香港国際競走 現地取材レポート

　7レースに1600m芝の香港マイルHong Kong Mile (Group 1) が行われました。最内枠からカーインスターKa Ying Starがハナに立ち、ビューティージェネレーションBeauty Generationが2番手の外、ザーキZaakiが3番手の内に付け、外にシンプリーブリリアントSimply Brilliant、後ろにアドマイヤマーズAdmire Mars、外にノームコアNormcore、内にインディチャンプIndy Champ、ペルシアンナイトPersian Knightと続き、2馬身離れてシトロンスピリットCitron Spirit、最後方からワイククWaikukuという隊列になりました。4コーナーで先頭のカーインスターにビューティージェネレーション、シンプリーブリリアントが外から並びかけ、3頭の後ろにアドマイヤマーズ、外にノームコアが進路を取って直線へ。シンプリーブリリアントはすぐに脱落し、カーインスターとビューティージェネレーションが競り合いながら後続を引き離しにかかりましたが、残り300mでビューティージェネレーションの外に出したアドマイヤマーズが鋭い伸びを見せると残り100mで先頭に立ち、後方から大外を伸びたワイククに並びかけられましたが振り切って優勝しました。勝ちタイムは1:33.25で鞍上はクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手。1/2馬身差の2着にワイクク、1-1/4馬身差の3着にビューティージェネレーションが残り、ノームコアはゴール前までしぶとく伸びてクビ差の4着、アドマイヤマーズの後ろを通ったペルシアンナイトがクビ差の5着、インディチャンプは後方の内から直線で外に持ち出せず、直線半ばで内を突いたものの伸びはなく7着でした。