2022サウジカップデイ 現地取材レポート

　2Rに1351m芝の1351ターフスプリント1351 Turf Sprint (Group 3) が行われました。エントシャイデンEntscheidenがスタートから激しく押していったもののポゴPogoに前に入られて位置取りが悪くなると、大外枠からネイヴァルクラウンNaval Crownがハナに立ち、2番手の内にポゴ、外にサードキングダムThird Kingdom、後ろにマサービーMasaabeeh、ハッピーパワーHappy Powerと先団となり、やや離れて中団の内にソングラインSongline、コールドフロントCold Front、ハッピーロマンスHappy Romance、サンダームーンThunder Moon、カサクリードCasa Creedと続き、エントシャイデンはその後ろになり、後方内にロハーンRohaan、外にラウダシオンLauda Sion、最後方からホロスコープHoroscopeという隊列になりました。3コーナーで2番手のポゴが内から先頭に並びかけにいき、ソングラインが馬群の中から外に持ち出して直線へ。先頭のネイヴァルクラウンとポゴが残り200mで一杯となると、馬群の間を突いたハッピーロマンスが先頭に立ちましたが、外からソングラインが競りかけにいき、後方から伸びてきたカサクリードが残り50mで外から並びかけ、3頭の叩き合いは真ん中のソングラインが僅かに出て優勝しました。勝ちタイムは1:18.00で鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手。クビ差の2着にカサクリード、クビ差の3着にハッピーロマンス、残り200mまで後方だったラウダシオンが大外を一気に伸びて3-1/2馬身差の4着に入り、アタマ差の5着にポゴ、ネイヴァルクラウンは11着、エントシャイデンは12着でした。