2022 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

　凱旋門賞の本馬場入場のトルカータータッソTorquator Tassoです。ドイツ調教の5歳牡馬で通算15戦6勝です。20年7月に独ダービーDeutsches Derby (Group 1) でインスウープIn Swoopに3/4馬身差の2着に入ると、続くバーデン大賞Grosser Preis von Baden (Group 1) はバーニーロイBarney Royに1-1/4、クビ差の3着、10月のベルリン大賞Grosser Preis von Berlin (Group 1) をディカプリオDicaprioに短頭差で優勝し、バイエルン大賞Grosser Preis von Bayern (Group 1) はサニークイーンSunny Queenにクビ差の2着でした。昨年は7月にハンブルクHamburg競馬場のハンザ大賞Grosser Hansa-Preis (Group 2) でサニークイーンに4-1/2馬身差を付けて勝利すると、ベルリン大賞では3番手の内からゴール前で差を詰めてアルピニスタAlpinistaに2-3/4馬身差の2着に入り、バーデン大賞を勝利して挑んだ凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) では人気薄ながらタルナワTarnawaをゴール前で外から交わし3/4馬身差で優勝しました。今年はこれまで4戦1勝で、ハンザ大賞を連覇するとキングジョージ＆クイーンエリザベスＳKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) に参戦してパイルドライヴァーPyledriverに2-3/4馬身差の2着、前走のバーデン大賞は直線を向いての長い競り合いの末メンドシーノMendocinoにアタマ差交わされての2着でした。鞍上は前走に続きランフランコ・デットーリFrankie Dettori騎手です。