2022 香港国際競走 現地取材レポート

　6日朝の調教中のメンドシーノMendocinoです。ドイツ調教の4歳牡馬で通算成績は11戦3勝、香港ヴァーズに出走します。昨年7月、3戦1勝の戦績で仏サンクルーSaint-Cloud競馬場の3歳戦ウジェームアダム賞Prix Eugene Adam (Group 2) に参戦しましたが4着でした。その後1勝を挙げ、11月にバイエルン大賞Grosser Preis von Bayern (Group 1) に出走すると、後方2番手から最内を伸びてアルピニスタAlpinistaと競り合い、ゴール前で3/4馬身遅れての2着でした。今年はフランスで3戦し未勝利だったものの、9月のバーデン大賞Grosser Preis von Baden (Group 1) では4番手から直線で外ラチ沿いでの競り合いとなると、トルカータータッソTorquator Tassoをアタマ差交わして初のG1制覇としました。前走は凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) に出走し、中団馬群の内を進んだものの直線で伸びはなくアルピニスタの12着でした。レースでは主戦のレネ・ピーヒュレクRene Piechulek騎手が騎乗します。