2022 香港国際競走 現地取材レポート
ブルーム
2022.12.08
ポスト
8日朝の調教中のブルームBroomeです。愛エイダン・オブライエンAidan O'Brien師の管理する6歳牡馬で、通算成績は29戦8勝、香港ヴァーズに出走します。19年に3歳G3を連勝して挑んだ英ダービーDerby Stakes (Group 1) でアンソニーヴァンダイクAnthony Van Dyckの4着に入ると、続く愛ダービーIrish Derby (Group 1) はソヴリンSovereignの6着でした。21年にG3、G2を勝利し、5月のタタソールズゴールドカップTattersalls Gold Cup (Group 1) でゴール前まで踏ん張ったもののヘルヴィックHelvic Dreamに短頭差交わされての2着となり、ロイヤルアスコットのハードウィックSHardwicke Stakes (Group 2) では直線で外から追い上げてワンダフルトゥナイトWonderful Tonightに1-1/2馬身差の2着、その後サンクルー大賞Grand Prix de Saint-Cloud (Group 1) に転戦すると逃げてエベイラEbaiyraに1馬身差を付けて振り切って初G1制覇としました。続くキングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) ではアダイヤーAdayarの4着に入っています。9月にロンシャンLongchamp競馬場のフォワ賞Prix Foy (Group 2) でディープボンドDeep Bondに1-1/2馬身差の2着に入ると、凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) はトルカータータッソTorquator Tassoの11着、米デルマーDel Mar競馬場のBCターフBreeders' Cup Turf (Grade 1) はユビアーYibirに1/2馬身差の2着に入りましたが、ジャパンカップJapan Cup (Grade 1) はコントレイルContrailの11着でした。今年はこれまで7戦1勝で、ハードウィックSを3-1/4馬身差で勝利したもののG1戦線では4着が最高で、前々走の凱旋門賞はアルピニスタAlpinistaの8着、前走は米キーンランドKeenelandのBCターフでレベルズロマンスRebel's Romanceの6着でした。レースでは武豊Yutaka Take騎手が騎乗します。