2024 アメリカブリーダーズカップ・デイ 現地取材レポート
ブリーダーズカップダートマイル
12Rに1600mダートのブリーダーズカップダートマイルBreeders' Cup Dirt Mile (Grade 1) がパイプラインPipeline取消しの13頭立てで行われました。テーオーサンドニT O Saint Denisがハナを主張してすぐに1コーナーに入り、外からフルセラーノFull Serrano、タンバランバTumbarumba、ムースMuthが並びかけ、5番手の内にサウジクラウンSaudi Crown、中にシーズザグレイSeize the Grey、外にスキッピーロングストッキングSkippylongstocking、中団にムファサMufasa、後方からカトナKatonah、ドメスティックプロダクトDomestic Product、スリーテクニックThree Technique、ポストタイムPost Time、カリオストロCagliostroという隊列になりました。向正面で逃げるテーオーサンドニがやや差を付けたものの3コーナーではフルセラーノに並ばれ、サウジクラウンは失速して最後方まで下がっていき、4コーナーでフルセラーノが先頭に立つとタンバランバ、ムースが並びかけて直線へ。フルセラーノが突き放して3馬身のリードを取るとタンバランバ、ムースは下がり、4コーナーで後方だったポストタイムが内目を突いて鋭く伸び、外目からはドメスティックプロダクトが伸びたもののフルセラーノとの差は詰まらず、フルセラーノがリードを保って優勝しました。勝ちタイムは1:35.48で鞍上はジョエル・ロザリオJoel Rosario騎手。1-1/2馬身差の2着にポストタイム、2-1/4馬身差の3着にドメスティックプロダクト、1-1/4馬身差の4着にタンバランバ、直線を向いて挟まり大外に持ち出して追い込んだカトナがクビ差の5着に入り、テーオーサンドニは9着でした。