2012 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート
ヴェルメイユ賞
2012.09.21
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6レースに牝馬G1のヴェルメイユ賞Prix Vermeille (Group 1) が行われました。レースはラビットのシダーラSydarraが出遅れながらもハナに立ち、2番手の内にサロミナSalomina、外にセディシオザSediciosaが付け、シャレータSharetaはその外の4番手、内の5番手にガリコヴァGalikovaとソレミアsolemiaが併走し、7番手の内にラポムダムールLa Pomme d'Amour、外にサガワラSagawaraと続きました。残り1400mでシャレータが単独2番手に上がり、サロミナは1馬身差の3番手、セディシオザ、ガリコヴァと続きました。直線を向いて2番手のシャレータが一気に先頭に立って後続を突き離す一方、サロミナは内で一杯に。サガワラが一旦は2番手となりますが、その内に進路をとったソレミアが伸び、道中後方にいたピリカPirikaも外から鋭い伸びを見せました。優勝したシャレータの勝ちタイムは2:29.06で鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手。2馬身差の2着にピリカが上がり、アタマ差の3着にソレミア。直線半ばまで最後方にいたイエローアンドグリーンYellow and Greenが追い込んで11/4馬身差の4着、ガリコヴァが短頭差で5着、サロミナは10着でした。