2014 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート
香港ヴァーズ
2014.12.14
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4レースに2400m芝の香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) がウェイフンエクスプレスWayfoong Express取り消しの11頭立てで行われました。エンポリEmpoliが出遅れて後方からとなり、外枠のカーヤKhayaがゆっくりとハナに立つと2馬身のリードを保ち、2番手の内にレインボーチックRainbow Chic、外にバブルチックBubble Chic、2馬身離れて4番手にカレンミロティックCurren Mirotic、5番手内にスノースカイSnow Sky、外にレッドカドーRed Cadeaux、その後ろにフリントシャーFlintshireが付け、ドミナントDominantが後方内、外にパリシュホールParish Hall、ウィリーカザルスWillie Cazals、エンポリという隊列になりました。3コーナーでカレンミロティックが2番手に上がると逃げるカーヤにも並びかけ、直線を向くと最内を通ってドミナントが一気に先頭に迫り、残り250mからは外に持ち出していたフリントシャーが鋭い伸びを見せて一気に抜け出し、その後ろを通って伸びたウィリーカザルスがさらにゴール前でフリントシャーに外から並びかけたものの、フリントシャーが振り切って優勝しました。勝ちタイムは2:29.83で鞍上はマキシム・ギュイヨンMaxime Guyon騎手。1/2馬身差の2着にウィリーカザルスが入り、逃げたカーヤが粘って1-1/2馬身差の3着、ドミナントはゴール前で脚色が鈍って1/2馬身差の4着、カレンミロティックは最後まで失速せず3/4馬身差の5着に入り、レッドカドーは直線での反応が鈍くハナ差の6着、スノースカイは残り100mで一杯となり7着でした。