2023ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　2レースに1600mダートのゴドルフィンマイルGodolphin Mile (Group 2) が行われました。ローオブピースLaw of Peaceがスタートで5馬身出遅れて最後方となり、アトレティコエルクラーノAtletico el Culano、ラウダシオンLauda Sionもダッシュ付かず後方からとなりました。アイソレートIsolateがハナに立ちバスラットレオンBathrat Leonは2番手の外、ロイヤルビューズRoyal Mewsが3番手の内に付けると好スタートを切ったウインカーネリアンWin Carnelianは4番手に控え、その後ろにラーエブRaaeb、エゴーEgotが続き、中団にエバーファストEverfast、デザートウィズダムDesert Wisdom、プリンスエイジPrince Eiji、ディスカバリーアイランドDiscovery Island、ゴールデンゴールGolden Goal、やや離れてラウダシオン、アトレティコエルクラーノは外を通り、ローオブピースは5馬身離れたまま最後方の内を追走となりました。3コーナーで逃げるアイソレートがやや引き離すと2番手のバスラットレオンの外にウインカーネリアンが並びかけ、ディスカバリーアイランドが外から4番手に上がって直線へ。残り200mでアイソレートが引き離して4馬身のリードを取り、バスラットレオンとウインカーネリアンの競り合いからバスラットレオンが振り切って2番手を確保するところに、道中最後方から馬群の間を鋭く伸びてきたローオブピース、後方2番手から大外をのびたアトレティコエルクラーノにゴール前で強襲に遭いますが、2着争いを尻目にアイソレートが逃げ切って優勝しました。勝ちタイムは1:35.71で鞍上はタイラー・ガファリオーネTyler Gaffalione騎手。5-1/2馬身差の2着にローオブピース、3/4馬身差の3着にアトレティコエルクラーノが入り、バスラットレオンは踏ん張れずクビ差4着、中団から伸びたエバーファストがアタマ差の5着、ウインカーネリアンは3馬身差の6着、ラウダシオンは11着でした。