2010 フランス凱旋門賞現地取材レポート
送迎バス
2010.09.08
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帰りの足も心配だったのでまだ明るい内に帰る予定だったのですが、久しぶりに馬券で熱くなってしまい、結局は最終レースまでやってしまいました。滞在費など結構な額のユーロが財布に入っていたのですが、最後には帰りの電車賃だけになってしまいました。でも、こんなに馬券に熱中できたのは、本当に久しぶりのような気がします。馬もドライバーも知らなければルールでさえ完全に把握しているとは言い難い賭け事で、こんな状態になるのは不思議なものです。一番の要因はレースのテンポだったと思います。6時半に最初のレースの馬が入ってきて、9時半には全レースがきっちりと終了。10レースが3時間以内に納まるのですから、レース間隔は20分弱のペースでどんどん進んでいきます。しかも、締切ベルやファンファーレなどのメリハリが無く、気付いたらレースが始まっているという状況。日本の感覚で行動していて買いそびれたレースも何レースかありました。実は買いそびれというのも熱くなる一因だと感じました。結構な配当になった馬券が既に締め切られていて買えず、この悔しさで火がつきました。それから、馬券が意外に当たるなという印象でした。プログラムにはレースごとに各馬の能力をABに分け、その上で能力の予想順が記されており、これの精度が高くて重宝しました。予想は当てやすいし、外れても惜しい外ればかりで、勝ったり負けたりを繰り返している内にどんどん深みにはまってしまったという印象です。枠連時代にみんなが熱中できたのも、こういった要素が大きかったからだと思います。最終レース後は門の前にバスが待っており、これに乗りました。ヘルシンキ中央駅まで無料で帰れたので助かりました。