2010 キャセイパシフィック香港国際競走 現地取材レポート

　７日朝の調教中のロケットマンRocket Manです。シンガポール調教の５歳騸馬で通算成績は15戦12勝、香港スプリントHong Kong Sprintに出走します。地元のクリスフライヤーインターナショナルスプリントKrisFlyer International Sprint (Group 1) でグリーンバーディーGreen Birdieにクビ差敗れて２着の後、シンガポールG3を２連勝し香港に来ました。香港スプリントの前哨戦であるジョッキークラブスプリントJockey Club Sprint (Group 2) に出走し、４番手の内からゴール前で抜け出したかに見えましたが、大外からワンワールドOne Worldの急追に遭って１着同着となりました。５戦５勝だったリトルブリッジLittle Bridgeが王者のセイクリッドキングダムSacred Kingdomに直線で競り勝って1/2馬身差の３着、残り200ｍあたりまで３馬身ほど離して逃げ粘っていたディムサムDim Sumがクビ差の４着に残り、セイクリッドキングダムは短頭差の５着。激しい前哨戦の内容からも本番はさらなる名勝負が期待され、ロケットマンがその中でどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみでなりません。鞍上は前走からのコンビとなるフェリックス・コーツィーFelix Coetzee騎手です。