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2014 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート

シリュスデゼーグル

2014.12.10
 10日朝の調教中のシリュスデゼーグルCirrus des Aiglesです。フランス調教の8歳騸馬で通算成績は60戦21勝、香港カップに出走します。09年香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) はダリヤカナDaryakanaの5着、10年はジャパンカップJapan Cup (Grade 1) でローズキングダムRose Kingdomの9着、香港カップHong Kong Cup (Group 1) はスノーフェアリーSnow Fairyの7着。11年は英チャンピオンSChampion Stakes (Group 1) を優勝し、香港カップはカリフォルニアメモリーCalifornia Memoryの5着。12年はドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) 、ガネー賞Prix Ganay (Group 1) を優勝。英チャンピオンSでフランケルの2着となると香港カップに駒を進めましたが、直前で脚部不安を発症し出走を取消しました。昨年はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI and Queen Elizabeth Stakes (Group 1) でノヴェリストNovellistの4着、英チャンピオンSでファーFarhhの2着などがあり、香港カップは4番手から直線で先頭に並びかける勢いでしたが、ゴール前で伸びを欠いてアキードモフィードAkeed Mofeedの3着でした。今年はこれまで7戦3勝で、ドバイシーマクラシックは先行グループの後ろから直線残り200mで先頭に立ったもののジェンティルドンナGentildonnaに交わされて1-1/2馬身差の2着、ガネー賞は3番手から直線でトレヴTreveとの長い競り合いが続いた末、ゴール前で短首差出て優勝しました。続くイスパーン賞Prix d'Ispahan (Group 1) はスタートからハナに立つと後続を寄せ付けず、アノディンに1-1/2馬身差を付けて優勝し、6月には英エプソムEpsom競馬場のコロネーションカップCoronation Cup (Group 1) に出走し、4番手から直線半ばで先頭に立つと、フリントシャーFlintshireに2馬身差を付けてG1を3連勝としました。10月にはドラール賞Prix Dollar (Group 2) で1着入線し、このレースを4勝目としたかに思われましたが、走行妨害により5着に降着となりました。前走は英チャンピオンSに出走し、4番手の外を進んだものの、直線で前に突き放されてノーブルミッションNoble Missionの5着に終わっています。レースではクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手が騎乗します。

シリュスデゼーグルの画像

シリュスデゼーグルの画像

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