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2014 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート

クライテリオン

2014.12.10
 10日朝の調教中のクライテリオンCriterionです。オーストラリア調教の4歳牡馬で通算成績は22戦5勝、香港カップに出走します。昨年3月にローズヒルRosehill競馬場の2歳重賞トッドマンSTodman Stakes (Group 2) を優勝し、続くゴールデンスリッパーSGolden Slipper (Group 1) ではスタートが悪く後方から追い上げてオヴァリーチOverreachの6着でした。3歳春はゴールデンローズSGolden Rose Stakes (Group 1) で11着など不調が続いたものの、10月にランドウィックRandwick競馬場のスプリングチャンピオンSSpring Champion Stakes (Group 1) で2着に入ると、今年3月にフレミントンFlemington競馬場で行われたオーストラリアンギニーAustralian Guineas (Group 1) では、後方から直線で馬群の中を鋭く伸びてシェイマスアワードShamus Awardに1馬身差と迫る2着となり、シドニー秋3冠に向かいました。初戦ランドウィック競馬場のランドウィックギニーRandwick Guineas (Group 1) は8着に敗退したものの、2冠目ローズヒル競馬場のローズヒルギニーRosehill Guineas (Group 1) では後方からコーナーで最内を通って先頭に立つと直線で後続を突き離し、サンダーファンタジーThunder Fantasyに3-1/2馬身差を付けてG1初優勝を果たしました。2週後にランドウィック競馬場で行われた3冠目のオーストラリアンダービーAustralian Derby (Group 1) では中団から直線残り300mで先頭に並びかけると、ゴール前で競り勝ってトゥパックアマルTupac Amaruに1/2馬身差で2冠を達成となりました。その後ランドウィック競馬場で古馬とのG2を3戦したものの勝利はなく、10月のコーフィールドSCaulfield Stakes (Group 1) では中団よりやや後ろから直線で鋭く伸びたものの、先に抜け出していたフォークナーFawknerにアタマ差及ばず2着に終わり、前々走のコックスプレートCox Plate (Group 1) は後方から大外を周って差を詰め、ゴール前で大混戦となり勝ったアデレードAdelaideから1-1/2馬身差の7着でした。前走はフレミントン競馬場のマッキノンSMackinnon Stakes (Group 1) でしたが、直線で鋭い伸びはなくハッピートレイルズHappy Trailsの5着に終わっています。レースでは2冠の優勝に導いたヒュー・ボウマンHugh Bowman騎手が騎乗します。

クライテリオンの画像

クライテリオンの画像

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