2014 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート
ソールパワー
2014.12.10
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10日朝の調教中のソールパワーSole Powerです。アイルランド調教の7歳騸馬で通算成績は44戦10勝、香港スプリントに出走します。3歳時の10年にヨークYork競馬場のナンソープSNunthorpe Stakes (Group 1) を優勝。11年5月には英ヘイドックパークHaydock Park競馬場のテンプルSTemple Stakes (Group 2) でキングスゲートネイティヴKingsgate Nativeに3/4馬身差で勝利し、ロイヤルアスコットのキングススタンドSKing's Stand Stakes (Group 1) はプロヒビットProhibitの8着、ヘイドックパーク競馬場のスプリントカップSprint Cup (Group 1) はドリームアヘッドDream Aheadの12着、アベイユドロンシャン賞Prix de l'Abbaye de Longchamp (Group 1) でタンジェリンツリーズTangerine Treesから短首、ハナ差の3着に入ると、香港スプリントHong Kong Sprint (Group 1) はラッキーナインLucky Nineの9着でした。12年はアルクォズスプリントAl Quoz Sprint (Group 1) でオルテンシアOrtensiaの2着、前年優勝のテンプルSは2着、キングススタンドSはリトルブリッジLittle Bridgeから3/4、1馬身差の3着、ナンソープSはオルテンシアの7着、アベイユドロンシャン賞はウィズキッドWizz Kidの5着などの戦績です。昨年はアルクォズスプリントでシェイシェイShea Sheaの4着、テンプルSでキングスゲートネイティヴの4着、キングズスタンドSでは一旦は抜け出したシェイシェイをゴール前で差し切りクビ差で優勝しました。続くジュライカップJuly Cup (Group 1) はリーサルフォースLethal Forceの5着、ナンソープSはジュワラJwalaから1/2馬身、ハナ差の3着、アベイユドロンシャン賞はマーレクMaarekの6着、昨年の香港スプリントは後方から大外を通って鋭く追い込んだものの、ロードカナロアLord Kanaloaに5馬身差を付けられての2着でした。今年はこれまで7戦3勝で、アルクォズスプリントはアンバースカイAmber Skyの7着、5月にニューマーケットNewmarket競馬場のパレスハウスSPalace House Stakes (Group 3) でキングスゲートネイティヴに1/2馬身差で勝利すると、キングススタンドSでは後方から馬群を避けるように交わすとステッパーポイントStepper Pointに1-1/4馬身差を付けて優勝し、8月のナンソープSでも後方馬群の中を進むと残り200mから馬群の隙間を鋭く伸びてゴール前でステッパーポイントに1/2馬身を付け、G1連勝しました。前々走はスプリントカップに出走し、道中最後方からゴール前で伸びたもののジーフォースG Forceの4着、前走のアベイユドロンシャン賞は残り250mで前が塞がり、ムーヴインタイムMove in Timeの8着に終わっています。レースでは今年のキングズスタンドSからのコンビとなるリチャード・ヒューズRichard Hughes騎手が騎乗します。