2018 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　28日朝の調教中のマジカルメモリーMagical Memoryです。イギリス調教の6歳騸馬で通算25戦8勝、アルクオーツスプリントに出走します。初重賞出走は15年9月にヘイドックパークHaydock Park競馬場で行われたスプリントカップSprint Cup (Group 1) で後方から残り200mで抜け出したもののゴール前で脚色が鈍りトワイライトサンTwilight Sonに短頭、3/4馬身差の3着でした。その後休養に入ると16年にG3、G2と連勝して挑んだロイヤルアスコットのダイヤモンドジュビリーＳDiamond Jubilee Stakes (Group 1) では最後方から追い込んでトワイライトサンにクビ、短頭、頭差の4着に入り、続くジュライカップJuly Cup (Group 1) ではリマートLimatoの7着、その後スプリントカップは最下位に終わると休養に入りました。昨年のダイヤモンドジュビリーＳはザティンマンThe Tin Manの18着、7月にニューベリーNewbury競馬場のハックウッドＳHackwood Stakes (Group 3) を勝利し挑んだモーリスドゲスト賞Prix Maurice de Gheest (Group 1) は中団馬群の中からやや伸びてブランドBrandoの4着、3年連続で出走したスプリントカップは最下位の11着に終わり、前走は10月アスコットAscot競馬場のベンゴーＳBengough Stakes (Group 3) で3着でした。レースではランフランコ・デットーリLanfranco Dettoriが騎乗します。