2022ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　23日朝の調教中のミリニャーケMirinaqueです。アルゼンチン産アルゼンチン調教の5歳牡馬で通算成績は20戦4勝、ドバイゴールドカップに出走します。19年4月にパレルモPalermo競馬場でデビューし、4戦目にダートG3を勝利すると、続く3歳G1のポージャデポトリジョス大賞Gran Premio Polla de Potrillos (Group 1) を優勝しました。10月には初芝となるジョッキークラブ大賞Gran Premio Jockey Club (Grade 1) で4着となりますが、アルゼンチンダービーにあたるナシオナル大賞Gran Premio Nacional (Grade 1) では中団からゴール前でテタゼTetazeを1-1/2馬身差で差し切り優勝しました。2度目の芝となったカルロスペレグリーニ大賞Gran Premio Carlos Pellegrini (Grade 1) は3/4馬身差の2着に敗れ、昨年3月のラテンアメリカ大賞Gran Premio Latinoamericano (Group 1) はテタゼに2馬身差の2着でした。その後北米に拠点を移し、デルマーDel Mar競馬場でのパシフィッククラシックＳPacific Classic Stakes (Grade 1) でマキシマムセキュリティMaximum Securityの5着などがありますが勝利はなく、昨年2月沙リヤドRiyadh競馬場のレッドシーターフＨRed Sea Turf Handicap でギフツオブゴールドGifts of Goldの7着となり、アルゼンチンに戻りました。その後は国内G1を3戦していずれも2着で、間にウルグアイが開催地となったラテンアメリカ大賞Gran Premio Latinoamericano (Group 1) に参戦してアエロトレムAero Tremの5着があります。前走はレッドシーターフＨに出走しステイフーリッシュStay Foolishの6着でした。レースではフランシスコ・ゴンサルヴェスFrancisco Goncalvez騎手が騎乗します。