2023ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　23日朝の調教中のロードノースLord Northです。英ジョン＆タディ・ゴスデンJohn & Thady Gosden師の管理する7歳騸馬で通算成績は19戦9勝、ドバイターフに出走します。20年6月にヘイドックパークHaydock Park競馬場のブリガディアジェラードＳBrigadier Gerard Stakes (Group 3) を勝利して挑んだロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズＳPrince of Wales's Stakes (Group 1) では、道中最後方から直線半ばで抜け出してアデイブAddeybbに3-3/4馬身差を付けて初G1勝利としました。その後の英インターナショナルＳInternational Stakes (Group 1) はガイヤースGhaiyyathの3着、英チャンピオンＳChampion Stakes (Group 1) はアデイブの10着、米キーンランドKeeneland競馬場のＢＣターフBreeders' Cup Turf (Grade 1) はタルナワTarnawaの4着と敗戦が続きましたが、21年のドバイターフDubai Turf (Group 1) では後方から直線で大外を鋭く伸びてヴァンドギャルドVin de Gardeに3馬身差を付けて優勝しました。昨年は2月にリングフィールドLingfield競馬場のウインターダービーＳWinter Derby Stakes (Group 3) でアレンカーAlenquerに2-1/2馬身差の2着となると、ドバイターフでは中団馬群の外からゴール前で追い詰めてパンサラッサPanthalassaと同着で連覇を達成しました。5月に愛カラCurragh競馬場のタタソールズゴールドカップTattersalls Gold Cup (Group 1) に参戦しアレンカーの4着、プリンスオブウェールズＳはステートオブレストState of Restの5着、エクリプスＳCoral-Eclipse (Group 1) はヴァデニVadeniの4着に敗れ、休養に入りました。前走は昨年同様ウインターダービーＳに出走し、3-1/4馬身差で勝利しています。レースでは連覇に導いているランフランコ・デットーリFrankie Dettori騎手が騎乗します。