2024 香港国際競走 現地取材レポート
香港ヴァーズ
4レースに2400m芝の香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) が行われました。プラダリアPradariaがゆっくりとハナに立ち、ラシティブランシュLa City Blancheが並びながらの2番手、その後ろにカーインジェネレーションKa Ying Generationが付け、2馬身離れてエンスードEnsued、内にウィズアウトアファイトWithout a Fight、外にルクセンブルクLuxembourg、中団からドバイオナーDubai Honour、マルキザMarquisat、内にジアヴェロットGiavellotto、後方からコンティニュアスContinuous、イレジンIresine、ステレンボッシュStellenbosch、最後方からファイブジーパッチFive G Patchという隊列になりました。2コーナーでファイブジーパッチが上がるとステレンボッシュは最後方となり、3コーナーからステレンボッシュが捲って進出すると、ルクセンブルク、マルキザも上がって直線へ。残り300mで逃げるプラダリアをルクセンブルクとステレンボッシュが交わし、残り200mでステレンボッシュが単独で先頭に立ったものの脚色が鈍ると、直線で先行馬群に挟まれて後方に下がったジアヴェロットが残り300mから鋭い脚を繰り出して残り150mで馬群の間から抜け出し優勝しました。勝ちタイムは2:27.53で鞍上はオイシン・マーフィーOisin Murphy騎手。内の狭い所でファイブジーパッチと進路争いをしたドバイオナーがゴール前で伸びて2-1/2馬身の2着に入り、1馬身差の3着にステレンボッシュ、競り合いながらしぶとく伸びたエンスードがクビ差の4着、ルクセンブルクは最後踏ん張れずクビ差の5着、4コーナーで最後方となったイレジンはコンティニュアスにブロックされて外に出せず8着、プラダリア11着、ウィズアウトアファイトは残り300mで一杯となり12着でした。