2025 アメリカブリーダーズカップ・デイ 現地取材レポート

　9Rに2000mダートのブリーダーズカップクラシックBreeders' Cup Classic (Grade 1) がソヴリンティSovereignty取消の9頭立てで行われました。最内枠からフィアースネスFiercenessが好スタートを切ったもののコントラリーシンキングContrary Thinkingがゆっくりとハナに立ち、フィアースネスの外にフォーエバーヤングForever Youngが付け、中団に内からネバダビーチNevada Beach、ジャーナリズムJournalism、マインドフレームMindframe、後ろにアンティクエリアンAntiquarianと続き、4馬身離れてバエザBaeza、シエラレオーネSierra Leoneという隊列となりました。向正面で逃げるコントラリーシンキングにフォーエバーヤングとマインドフレームが並びかけてフィアースネスは4番手に下がり、3コーナーでフォーエバーヤングが単独先頭に立つとジャーナリズムが3番手の外に上がり、シエラレオーネがその後ろに付けて直線へ。先頭を進むフォーエバーヤングに最内を突いたフィアースネスと外からジャーナリズムが伸びを見せ、フィアースネスは残り200mでフォーエバーヤングの外に持ち出し、さらには直線を向いてジャーナリズムの外に出したシエラレオーネが鋭い伸びを見せてフォーエバーヤングに迫りましたが、フォーエバーヤングがゴール前で振り切って優勝しました。勝ちタイムは2:00.19で鞍上は坂井瑠星Ryusei Sakai騎手。1/2馬身差の2着にシエラレオーネ、1馬身差の3着にフィアースネス、2-1/4馬身差の4着にジャーナリズム、3-1/2馬身差の5着にマインドフレームでした。