馬主って、何ですか?
馬主ライフは、さまざまな人々との出会いで構成されます
馬主とは、競走馬のオーナーのことです。競走馬としての現役時代はもちろん、長きにわたるパートナーシップを結ぶ関係といえます。1頭の競走馬のライフサイクルには、調教師や生産者、騎手など、馬主を含めて非常に多くの人々が関わっています。コンパクトに紹介すると、以下の図のような形になります。
こうした数多くの人々との連携が、競走馬の活躍を支えていくわけです。また、こうした人脈を増やしていくことは、馬主ライフにおいて、お金以上の価値を生み出してくれるに違いありません。
馬主だけが得られるメリットとは?
馬券対象としての競馬とは違って、馬主になるとさまざまなメリットの恩恵を受けることができます。馬主の種類によって異なりますが、主なメリットとしては以下があります。
1.命名権
愛馬の名前を自分で決めることができます。ほとんどの場合は許可されますが、不適切と判断された場合は、登録を拒否されることもあります。
2.馬主席やトレーニングセンターへの入場
競走馬の調教を行なうトレーニングセンターや、各競馬場にある馬主席に入場することができます。
3.愛馬のレース出走
愛馬をレースに出走させることができます。出走できるのは基本的に、自分が馬主登録している団体が主催するレースになります。
4.賞金の獲得
愛馬がレースに出走して規定の順以内に入った場合、賞金を獲得できます。
中央競馬については、出走奨励金や各種諸手当が支給されます。
詳しくはJRAのホームページをご覧ください。
地方競馬については、主催者により、27,000円~110,000円の出走手当を受け取ることができます。(平成20年実績)
5.表彰式(口取り)の参加
愛馬が出走したレースで優勝した場合には、表彰式での口取りに参加することができます。
ほかにも中央競馬の場合、騎手がレース中に着用する勝負服のデザインを自分で決めることができます。