2024ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
カリフォルニアスパングル
27日朝の調教中のカリフォルニアスパングルCalifornia Spangleです。港アンソニー・クルーズAnthony Cruz師の管理する6歳騸馬で通算成績は24戦12勝、アルクオーツスプリントに出走します。21年6月のデビュー戦を勝利すると、6戦5勝で香港三冠に挑み、22年1月の香港クラシックマイルHong Kong Classic Mile は逃げて直線で突き放したもののゴール前でロマンチックウォリアーRomantic Warriorに1/2馬身差交わされての2着、2月の香港クラシックカップHong Kong Classic Cup は優勝したものの、3月の香港ダービーHong Kong Derby は逃げて直線でロマンチックウォリアーとの一騎打ちとなりアタマ差及ばずの2着でした。続くチャンピオンズマイルChampions Mile (Group 1) は直線半ばでゴールデンシックスティGolden Sixtyに交わされると2馬身差の2着となっています。9月のセレブレーションカップCelebration Cup (Group 3)、10月のシャティントロフィーSha Tin Trophy (Group 2) と重賞連勝し、11月のジョッキークラブマイルJockey Club Mile (Group 2) はゴールデンシックスティにクビ差の2着に敗れたものの、香港マイルHong Kong Mile (Group 1) は3コーナーで2番手から直線で先頭に立ってゴールデンシックスティの追撃をクビ差抑えて初G1制覇としました。昨年1月のスチュワーズカップStewards' Cup (Group 1) はゴールデンシックスティ、ロマンチックウォリアーに1馬身、クビ差の3着、3月のクイーンズシルヴァージュビリーカップQueen's Silver Jubilee Cup (Group 1) はラッキースワイネスLucky Sweynesseに1-1/4馬身差の2着、G2を勝利して挑んだチャンピオンズマイルは早めに交わされながらも踏ん張ってゴールデンシックスティに1-1/2、3/4馬身差の3着でした。昨年秋は10月にシャティントロフィーを連覇したものの、ジョッキークラブマイルは逃げて残り250mで交わされてビューティーエターナルBeauty Eternalの4着、香港マイルは逃げれず2番手を進むと直線で沈みゴールデンシックスティの13着と大きく崩れました。1月のG3も7着に終わると続くスチュワーズカップはヴォイッジバブルVoyage Bubbleの4着、前走のクイーンズシルヴァージュビリーカップは逃げて直線を向いて1馬身差を保って逃げ切り優勝しました。なお、同馬のスプリント戦への出走は香港三冠以降で初となります。レースでは初コンビとなる前走で復活の勝利に導いたブレントン・アヴドゥラBrenton Avdulla騎手が騎乗します。