2024ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
セニョールバスカドール
27日朝の調教中のセニョールバスカドールSenor Buscadorです。アメリカ調教の6歳牡馬で通算成績18戦7勝、ドバイワールドカップに出走します。20年11月にレミントンパークRemington Park競馬場でのデビュー戦を勝利しました。22年10月にチャーチルダウンズChurchill Downs競馬場のアックアックSAck Ack Stakes (Grade 3) で重賞初制覇、キーンランドKeeneland競馬場のBCダートマイルBreeders' Cup Dirt Mile (Grade 1) ではコディーズウィッシュCody's Wishの8着でした。昨年6月にはデルマーDel Mar競馬場のサンディエゴハンデキャップSan Diego Handicap (Grade 2) で道中離れた最後方から直線で大外を伸びてスローダウンアンディSlow Down Andyに1-1/4馬身差で勝利すると、続くパシフィッククラシックSPacific Classic Stakes (Grade 1) は後方から差を詰めてアレイビアンナイトArabian Knightの4着でした。10月のオーサムアゲインSAwesome Again Stakes (Grade 1) でも追い込み及ばずスローダウンアンディに2-1/4、1馬身差の3着となると、サンタアニタSanta Anita競馬場のBCクラシックBreeders' Cup Classic (Grade 1) では最後方から追い上げたもののホワイトアバリオWhite Abarrioの7着でした。今年1月のペガサスワールドカップPegasus World Cup Invitational Stakes (Grade 1) は縦長の展開の最後方から上がっていくとゴール前でナショナルトレジャーNational Treasureをクビ差まで迫っての2着でした。前走はサウジカップSaudi Cup (Group 1) に出走し、前から離れた後方2番手を進むと直線で外に持ち出して鋭く伸びてウシュバテソーロUshba Tesoroをアタマ差交わして初G1制覇としました。レースではサウジカップで優勝に導いたジュニア・アルバラードJunior Alvarado騎手が騎乗します。