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北海道馬産地ファイターズ

村本浩平 北海道馬産地ファイターズ

第114回 『日高厚賀IC開通 PartⅠ』

 4月21日の午後4時、日高自動車道の日高門別インターチェンジ(以下IC)と、日高厚賀IC区間が開通した。片側1車線での通行となるその距離は14.2㎞。この区間の開通により、苫小牧市と新ひだか町間の所要時間は、夏期は従来のルートを通ったよりも、8分程短い1時間25分程度となるという。

 取材で日高に通い始めた頃は苫小牧東ICで高速を降りて、そこから沼ノ端の市街地を抜けた後、国道235号線まで出てから日高方面へと向かっていた。それが沼ノ端西ICまでの開通で若干のショートカットが可能となり、厚真ICまで開通した際には、更に利便性が増していった。

 その後も鵡川ICから、日高富川IC、そして日高門別ICと延伸していくに連れて、利便性は増していっただけでなく、「高速に乗ってしまえば、あのICまで何分で行けるな」といった計算もできるようになった。これも日高道を延伸していただいた関係各位の皆様のおかげとも言えよう。

 というわけで、日高門別IC開通の際にも実測調査を行い、それを原稿にまとめた(詳しくは第42回 『日高自動車道』の回をお読みください)筆者。ここは乗ってみるっきゃない!と思い立ち、本来ならば日高富川ICで降りるべき取材を、日高門別ICの出口すらもスルーし、ついに日高厚賀ICまで走破してみた。

 もし、筆者がユーチューバーなら、日高門別ICから日高厚賀ICまでの映像を、グリーンチャンネルでお馴染みの良く噛む解説とともに、動画でお届けしたいところなのだが、このコラムは紙面でお届けしている以上、そんなわけにもいかない。というわけで、日高厚賀ICを降りた後に、思ったことをノートに箇条書きで書き記してみたので、ユーチューバー「ムラモフ」が、運転しながら感想を述べている設定で(笑)、日高門別ICから日高厚賀ICまでの仮想ドライブ体験を味わっていただきたい。

 「今まで、出口だった場所を通り過ぎるだけでなく、橋を渡る高揚感!冒険心をくすぐられるなあ」

 「これまでの日高道にあるまじきトンネル!まあ、これまで、トンネルを作らなくて良かった程に、平坦な箇所を日高道は走っていたのだなあ」

 「トンネルを掘ったおかげもあるのだろうが、思ったよりも直線が長い。しかしながら追越車線は一箇所だけしかないのか」

 「と思いきや、アップダウンの激しい箇所もあり、しかも、そこそこのアールの利いたカーブも出てくる。冬に道路がアイスバーンになったら危険かもしれないな」

 「普段はまず通らない山沿いの牧場の景色を見られるのは新鮮。また、乗り慣れない道ということもあるのだが、日高厚賀ICまでが長く感じる。途中でもう一箇所ぐらいICを作っても良かったのでは?」

 「日高門別ICから日高厚賀ICまでの区間が思ったより長い(約14㎞)こともあるが、トイレだけでなく、パーキング的な場所もあった方がいいのでは?というか、そもそも日高道にはサービスエリアも、パーキングエリアも無いんだね...」

 「思ったよりも交通量が多い。というか、種付シーズンも関係しているのか、静内方面から向かう馬運車と頻繁にすれ違うなあ」

 「でも、日高門別ICは乗り降りに関しては、苫小牧方面への一方通行だけ。もし、日高厚賀ICから日高道に乗って、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションや、ダーレー・スタリオン・コンプレックスに向かう際は、ちょっと遠回りして、日高富川ICで降りなければいけないのか...」

 「そんなことを思っていたら、またトンネルが。そうこうしているうちに出口だ!」

 ちなみに日高厚賀ICの出口のすぐ前には、阪神牝馬特別を制したシヨノリーガルなどを送り出した庄野牧場がある。代表の庄野宏志さんとは古くから付き合いがあり、自分のように庄野さんをよく知る人達にとって今回の延伸は、「庄野IC開通!」ともなっている。

 これは「庄野IC開通」のお祝いと、「door to door」で札幌の色々な場所に行けるようになった感想を聞かなければ、と思ったのだが、残念ながらその日、庄野さんは留守。

 「玄関にお菓子を置いておきました」とのFacebookのMessageを送ると、少し経ってから

 「ありがとう。牧場にいなくてごめんね」との返事が来た。

 その際、庄野ICならぬ、日高厚賀IC開通の感想を聞こうと思ったのだが、数日後にはゴールデンウイークが控えており、ならば、その状況も踏まえた上で、お話を聞かせていただけますか?とMessageを送ると、庄野さんは快く了承してくれた。