北海道馬産地ファイターズ
2016年の記事一覧
-
第96回 『祝・北海道日本ハムファイターズ日本一!』 2016.12.20
久しぶりに、このコラムタイトルに沿ったテーマを書けることが嬉しくてたまらない。北海道日本ハムファイターズ、球団創設以来3回目、そして10年ぶりの日本一おめでとうございます! 14歳からのファイターズファンである自分としては、10年前の日本一を札幌ドームで目にした際に、「あと10年はこんな感動を味わえなくてもいい!」と思っていたが、まさか、本当に10年かかるとは思いもしなかった(笑)。それでも10年間で今年を含めて4度のリー...
-
第95回 『頑張れ!東北の馬産地』 2016.11.18
9月中旬、東北に取材旅行をしてきた。個人的には、ラフィアンターフマンクラブの会報誌で原稿を書かせていただいていた頃に、GⅡフィリーズレビューを優勝したマイネレーツェルを生産した、青森・佐々木牧場を取材に行って以来の東北入りとなる。 その際は牧場にアポイントを取っていただいただけでなく、八戸フェリーターミナルからの送迎までも買って出ていただいた、青森県軽種馬生産農業協同組合の松橋康彦参事無しに、取材は成り立たなかっ...
-
第94回 『台風』 2016.10.17
HBAサマーセールの一日目が行われた8月22日、この日はノーザンホースパークで行われた、JRA騎手とのファン交流イベントの取材をしていた。 台風9号のもたらした雨により、屋外で行われるはずのイベントが屋内施設へと変更になる中、これからばんえい競馬の「JRAジョッキーDAY」にも出かけてくるという競馬ファンから、「雨は大丈夫ですかね?」と声をかけられた。 スマホのアプリで雨雲の流れを確認すると、帯広は夕方以降も雨の...
-
第93回 『競馬GO』 2016.09.23
今年の7月から世界でサービスを開始。日本でも7月22日からアプリのダウンロードが開始され、8月には世界中のダウンロード回数が、1億回を超えたという「ポケモンGO」。 生まれながらのミーハーであり、しかもゲームボーイ時代の「ポケットモンスター緑」をプレイしていた自分が、このアプリをやらない理由など無く、22日に早速インストール。その日にはとある裏技を使って、最初のポケモンとしてピカチュウをゲットし、次の日には、ビギナ...
-
第92回 『ピンチはチャンス!』 2016.08.15
今年の夏も函館競馬場、そして札幌競馬場で「ビギナーズセミナー」の講師を務めさせていただいている。今年のビギナーズセミナーだが、参加者が少数の時には、「ビギナーズセミナーツアー」と称した、新たな取り組みもスタートさせている。その内容だが、少しだけ講議を行った後にはパドック、そして、勝馬投票券発売所へと移動。パドックで気になった馬や、競馬新聞を元にした予想を参加者とともに考えた後、実際に馬券を購入してレースを観戦。...
-
第91回 『外厩 VS 馬産地ライター』 2016.07.22
いきなりですが、仕事が減りました。インターネットの普及によって、何かと厳しくなった出版業界。後輩が出てこないのをいいことに、「永遠の若手ライター」を名乗っていた自分だが、それでもライターとしてのキャリアは間もなく20年となる。 我ながらそのキャリアの長さには驚くばかりだが、ライター人生を振り返った時、名馬たちや、その名馬に携わってきたホースマンたちとの思い出とともに、「あの雑誌、休刊したなあ」とか、「毎年、話をも...
-
第90回 『熊本地震』 2016.06.16
自分が出演させていただいている、グリーンチャンネル「馬産地通信」#86回のコメント収録は、第1回産地馬体検査の3日目、4月14日午前の早来会場(北海道ホルスタイン市場)で行われた。「馬産地通信」#86回は番組ディレクターによる九州の牧場取材や、せりの進行を務められた浅野靖典さん自らがレポートする九州トレーニングセールが取り上げられた、まさに「九州の馬産地特集」と言える放送回。 #86回では熊本で生産牧場を営む本田牧場を...
-
第89回 『2歳馬取材』 2016.05.20
以前に「マスコミ学の講師」(背番号だと「30」になります)というコラムを書かせてもらった。その際、「最近は取材に対して返ってくる言葉が,非常に的を射ていて有り難いことこの上ない」と文中で触れている。 3月の上旬から、デビュー前の2歳馬たちの取材(ペーパーオーナーゲーム取材、略称「POG」)が始まっている。その際、育成牧場の方々から返ってくる言葉が、「的を射ている」どころか、まさに「そのまま文中に使える!」言葉ばか...
-
第88回 『字幕の必要性』 2016.04.14
先日、レギュラーコメンテーター(笑)として出演させてもらっている、グリーンチャンネルの「馬産地通信」ディレクターから、「村本さんの台本をいただけますか?」と収録後に声をかけられた。 「馬産地通信」では収録の一週間前ほどに、ディレクターから放送内容と、その内容に添った台本が届く。その台本だが、「オープニング~季節の挨拶(以下、フリートーク)~馬産地通信スタートです!」といった、非常にざっくりしたもの。ただでさえ話...
-
第87回 『新しい競馬新聞』 2016.03.17
人に言えるほどの長所も無く、これといった取り柄も無いままに、40代中盤を迎えようとしている自分だが、実は鼻がいい。 と書いてみたものの、その特技をどう立証できるのかがイマイチ分からない。鼻がいいからといって、警察犬のようなことはできないし、日常生活で使えることと言えば、ガスコンロのスイッチが入ったまま、火が付いていないのをいち早く気付けるぐらいだろうか。 もしあと20年程若ければ、調香師を目指したかったなあとも思う...