ホソジュンのウマなりトーク
第106回 変化を感じた2018年~変化を生かして繋がる2019年に~
2019.01.14
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明けましておめでとうございます。
2019年がスタート。年号も新たとなる今年は、どのような年となるのでしょうね?そして翌年にはオリンピックも開催。それに伴い、街中を走るタクシーもボックスタイプが徐々に割合を増し、風景からも時代の移り変わりを感じ取れる年となりそうですね。
また改めてですが、皆様にとって去年はどんな1年でしたか?
私はこのコラムでも書きましたが、数年前から2018年は変化となる年になりそうな予感を抱きながら過ごした1年でした。
結果、振り返ると、人生が180度転換するような大きな変化や決断を自分自身選択はしませんでしたが、将来に向けての方向性を踏まえた上での歩みや、仕事においても初めてチャレンジさせてもらうことが多く、やはり変化を頂けたように思えます。
アニメ「プリティーダービーウマ娘」の実況解説役として棒読みから始まったアニメの声優や、本の監修に書評、そして初の女性騎手だったということで依頼された地方講演、また地方競馬の紹介VTR出演など様々な体験の機会を得ました。
そしてそれによって、新たな方々との出会いや、知らなかった世界にも触れたことも大きな刺激にも。
中でも同性、異性1人ずつ個性的で魅力ある方との出会いがあり、人1人を理解することの難しさにも直面。(なぜ、こういった行動がとれるのだろうか?発言となるのだろうか?生い立ちは?歩んできた環境は?)と、ルーツまでも探りたくなり、それもあってか、昨年は今までにないほどの読書量に。と同時に、手にすることがなかったジャンルや作家さんの本も読みたくなり、自宅に溜まっていた本のタイトルを目にする度、1番の変化は、目や形に見えるものではなく、内面的なものだったのかもしれないと、思うところも...。
ほんとに1年というのは、長いようで短く、短いようで重ねている時や感情があるということなのでしょうね。
本の話からですが、読んだ本の中でも特に魅了された作家さんが、乙川優三郎。徳間書店から出版された「ロゴスの市」は、翻訳家の男性と同時通訳の女性の物語なのですが、共に他言語を扱い的確で美しい日本語を模索する職業でいながら、言語選びにおいては相反する時間の流れが存在しており、そのあたりの違いや、今、私自身も言葉を発する仕事にたずさわっている状況もあり、いろんな意味で胸に届く作品でした。
既に数回、読み直しているのですが、紡ぐ言葉が美しく、それでいて軽やかなのでスッと文字と情景が頭に浮かび、スラスラと読めちゃう1冊。是非、皆さんも機会があればオススメです。
また言葉と言えば、きちんと会話ができるようになってきた5歳の息子からも学ぶことが多く、驚かされます。
例えば、デパートでの化粧品売り場の匂いが、きつかったらしく、走ってその場を通りぬけようとする際、「匂いが攻撃してくる」と。そのダイレクトな表現力はまさに子供ならでは。
またある時は、「ママもタイちゃんみたいに可愛くなりたいな。どうしたらかわいくなれるの?」と質問すると、「笑顔と優しさかな」と。外見ばかり重視しがちな43歳、5歳の息子に諭された思いにも...。
そんな、こんなで過ごした2018年があっての今年の幕開け。
よって2019年は、昨年末に書いたルメール騎手の年輪を重ねて不動の強さを作り上げる生き方とまではいかないものの、去年の変化を大切にしながら、それを良き方向へと繋げる1年にしたいと感じています。
今年も「ウマなりトーク」での付き合いのほど、よろしく御願いいたします。
ホソジュンでしたぁ。
2019年がスタート。年号も新たとなる今年は、どのような年となるのでしょうね?そして翌年にはオリンピックも開催。それに伴い、街中を走るタクシーもボックスタイプが徐々に割合を増し、風景からも時代の移り変わりを感じ取れる年となりそうですね。
また改めてですが、皆様にとって去年はどんな1年でしたか?
私はこのコラムでも書きましたが、数年前から2018年は変化となる年になりそうな予感を抱きながら過ごした1年でした。
結果、振り返ると、人生が180度転換するような大きな変化や決断を自分自身選択はしませんでしたが、将来に向けての方向性を踏まえた上での歩みや、仕事においても初めてチャレンジさせてもらうことが多く、やはり変化を頂けたように思えます。
アニメ「プリティーダービーウマ娘」の実況解説役として棒読みから始まったアニメの声優や、本の監修に書評、そして初の女性騎手だったということで依頼された地方講演、また地方競馬の紹介VTR出演など様々な体験の機会を得ました。
そしてそれによって、新たな方々との出会いや、知らなかった世界にも触れたことも大きな刺激にも。
中でも同性、異性1人ずつ個性的で魅力ある方との出会いがあり、人1人を理解することの難しさにも直面。(なぜ、こういった行動がとれるのだろうか?発言となるのだろうか?生い立ちは?歩んできた環境は?)と、ルーツまでも探りたくなり、それもあってか、昨年は今までにないほどの読書量に。と同時に、手にすることがなかったジャンルや作家さんの本も読みたくなり、自宅に溜まっていた本のタイトルを目にする度、1番の変化は、目や形に見えるものではなく、内面的なものだったのかもしれないと、思うところも...。
ほんとに1年というのは、長いようで短く、短いようで重ねている時や感情があるということなのでしょうね。
本の話からですが、読んだ本の中でも特に魅了された作家さんが、乙川優三郎。徳間書店から出版された「ロゴスの市」は、翻訳家の男性と同時通訳の女性の物語なのですが、共に他言語を扱い的確で美しい日本語を模索する職業でいながら、言語選びにおいては相反する時間の流れが存在しており、そのあたりの違いや、今、私自身も言葉を発する仕事にたずさわっている状況もあり、いろんな意味で胸に届く作品でした。
既に数回、読み直しているのですが、紡ぐ言葉が美しく、それでいて軽やかなのでスッと文字と情景が頭に浮かび、スラスラと読めちゃう1冊。是非、皆さんも機会があればオススメです。
また言葉と言えば、きちんと会話ができるようになってきた5歳の息子からも学ぶことが多く、驚かされます。
例えば、デパートでの化粧品売り場の匂いが、きつかったらしく、走ってその場を通りぬけようとする際、「匂いが攻撃してくる」と。そのダイレクトな表現力はまさに子供ならでは。
またある時は、「ママもタイちゃんみたいに可愛くなりたいな。どうしたらかわいくなれるの?」と質問すると、「笑顔と優しさかな」と。外見ばかり重視しがちな43歳、5歳の息子に諭された思いにも...。
そんな、こんなで過ごした2018年があっての今年の幕開け。
よって2019年は、昨年末に書いたルメール騎手の年輪を重ねて不動の強さを作り上げる生き方とまではいかないものの、去年の変化を大切にしながら、それを良き方向へと繋げる1年にしたいと感じています。
今年も「ウマなりトーク」での付き合いのほど、よろしく御願いいたします。
ホソジュンでしたぁ。