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第124回 少しずつ平穏に ~競馬好きが集まるコミュニティーの場をオープン~

2020.07.17
 今後、またどうなるのか?分かりませんが、少しだけコロナによる制限が緩和されたことで、今年から小学生となった息子も、ようやく登校。

 黄色の帽子を被り、背中にランドセルをしょって歩く姿が可愛くて可愛くて...。

 また小学校でのクラスメートは、全員新たな出会いの子ばかりとあって、数日間は一言も会話をせずに過ごしていたようで、その分、クラスメート各々の性格や行動を観察していた様子。よって帰宅後に話すことは、クラスの中でも、かなりヤンチャな男の子の行動について、「今日はお尻を出さなかった。今日は机の上には立たなかったけど、机の上に座って足の指をなめていた」と説明。私の知らない時間を過ごし、それを教えてくれる話振りに、息子の成長を感じます。

 そして5日目あたりには、「〇〇くんも、だいぶおちついてきたよ」「でも優しい先生は逆に、最近、ちょっときれてきた」と、まるで愛馬の成長について話す担当者そのもの。

 6歳にして客観的に物事を捉える点や、家とは真逆で、登校当初の数日間は同級生と会話なく帰宅するシャイな姿に、恐ろしいほど持ち乗り助手である夫の遺伝子を受け継いでいることも理解でき、私自身も気づかなかった息子の内面を知りつつある状況です。

 やはり新たなコミュニティーが生まれることで見えてくる個性や、形づくられていく人格を考えると、親としては、たくさんの出会いや刺激を浴びて欲しいと思い、本当に早くコロナが終息して欲しいと願うばかりです。

 さて話は変わり、昨年の春頃から5年お休みをしていたTwitterを再開したのですが、ここ最近特にフォロワー数が増えている現状。

 この背景には、ステイホームにより自宅でテレビ観戦をされる方が増えたこともあるのかな?と感じているのですが、現在9.2万人を超える方々と繋がっています。

 もちろん皆さん競馬好きとあって、内容は週末のレースと私の趣味であるシモ~ネタダジャレなのですが、予想に関しては、私では思いつかなかった視点からの分析や考えが伺え、Twitterによって勉強になることも多いのです。

 考えてみれば、予想の在り方は人ぞれぞれであるから、それらを共有することも楽しみの1つとなるのが競馬。

 騎手引退直後に香港競馬の取材に行った際、レ―ス後の夜に地元の記者の方にパブに連れて行ってもらったのですが、その際、その場にいた店主や競馬帰りのファンの方々、騎手、ジャーナリスト、調教師が、立場に関係なく、勝者を祝福したり、逆に負けたレースの分析を話し合う姿も見受けられました。

 そして最後は、みんなでほろ酔いになりながら踊り楽しむという、当時の私にとってはカルチャ―ショックを受けると同時に、垣根のない会話こそ、様々な意味で競馬の発展に繋がると感じ、いつか日本でもそういった光景が見られればいいなぁ~と思っていました。

 そんな思いが通じたのか?バラエティーや競馬番組に携わる制作会社の代表と共に、競馬好きが集まれるコミュニティーの場を錦糸町にオープンすることに。お店では競馬のYouTube番組の収録や、ファンコミュニティーサービス会社との提携後、皆様の入会を集うことも考えています。

 ちなみに、入会には5つの条件(笑)がありますが、8月あたりにオープンできる方向で動いています。よろしければ是非「スナックズンコ」を検索されてみてください。

 それではまた来月に。

 ホソジュンでしたぁ。
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