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ホソジュンのウマなりトーク

細江純子 ホソジュンのウマなりトーク

第140回 2021凱旋門賞を終えて ~YouTubeスナックズンコで競馬予想を楽しめるように~

 第100回の記念すべき年だからこそ、(これはひょっとして日本馬初の快挙となるのでは?)そんな声があちらこちらで聞こえた凱旋門賞でしたが、結果はドイツ馬とアイルランド馬のワンツーとなり、今年も厚き壁のままで終わる1戦に。

 特に今回は、これまでの瞬発力を最大の武器とした馬の参戦ではなく、ディープボンドは持久力、そしてクロノジェネシスは瞬発力と持久力の両方を兼ね備えていることもあり、その点に期待をされた方も多かったことと思います。

 しかしながら本質的な馬場の違いや、クロノジェネシスには距離という点で乾いた馬場でのレースを見たかったところも。

 競馬にタラレバは禁物ですが、結果、終わってみれば、この凱旋門賞というレースにおいては、馬のポテンシャルに頼るばかりでの調整では厳しいものがあるのかな...という印象を個人的には受けましたし、当日の馬場状況によっても大きく左右されるものもあり、こればかりは運も重要な要素なのでしょう。

 さて話は変わり、約2年半前に4人で始めたYouTube番組「スナックズンコ」の登録者数が、もうじき10万人に。

 始めた時は数百人ほどの登録や視聴回数で、収録後にはいつも4人でご飯を食べながら、「数字にはこだわらず、自分たちの思うことや伝えたいことを大事にしていこう」と話しながら、GⅠレースの前に皆で、あ~でもない、こ~でもないと討論したことを懐かしく感じます。

 特に始めた当初のコロナ禍になる前は、4人だけでなく、競馬好きの知り合いのタクシー運転手さんや、その知人、競馬場勤務の看護師さんなど、競馬予想の垣根をなくし、様々な角度からの競馬分析を知りたいとスタート。

 私自身も新たな視点がうまれ、学ばせてもらうことも多くありました。

 それがコロナ禍となり、今はスナックズンコのボーイである夢ちゃんと私、そしてスナック会員の皆さまからの質問を交えての予想見解をしているのですが、2年半の間に私たちが感じ大切にしていきたいと思ったのは、当たったハズレタではなく、馬の情報やレースにおける見解を中心とした分析。

 そんなこともあってか、フジテレビ「みんなのKEIBA」でご一緒するゲストの方々が、「ズンコママのYouTubeが私のバイブルとなっています」とか、「ズンコママの厩舎情報から、今日は馬体重をチェックします」とのコメントをしてくださっているのです。

 これまで競馬予想と言えば、本命はこれ!穴馬はこの馬!絶対に勝つ・当てる!といったものが主流で、場合によっては予想家の方々が翌週に土下座するといったものも...。

 また番組に出演させてもらった際には、「絶対に当ててくださいね」といった空気感もあり、プロとしてお金を頂いている以上、それは宿命であり、出演者によっては、番組等でも潔く頭を下げられる方をカッコイイなぁ~と思うところも。

 しかし、よくよく考えてみると、レースは水物であり、馬券を購入する上で最終的な判断をするのは個々。

 また馬券を購入する上での面白みは、推理する楽しさであり、考える要素がたくさんあることにもあると思うのです。

 そして論語にもでてきますが、1日、食って寝てるだけの人間よりは、博打をすることで頭を使うことの方が良いと書かれているように、ギャンブルは考える力を得、また目に見えない流れを知り、勝負の時かそうでないのかの見極めが必要となります。

 また自分自身のメンタルにも気づくきっかけにもなっており、これは生きている上で、何かしらの場面で役に立っているようにも...。

 一昔前は、馬券の当たり外れに一喜一憂する時期もありましたが、この2年半の競馬YouTube番組を始めたことで、段々と予想における視点が変わり始め、レース直後、何事もなかったかのような振る舞いを見せる井崎脩五郎先生の領域とまではいかないものの、ほんの少しだけ気持ちの面での変化がうまれ、競馬予想を以前よりも楽しめる自分となっています。

 それでは皆さま、また来月お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。