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第157回 メジャー大谷翔平選手の肉体進化と高い食意識 ~古馬となり変化の特性示すエピファネイア産駒~

2023.04.18
 先日、中山競馬場に行く際、下総中山駅からタクシーで競馬場へと向かったのですが、駅から真っすぐあがって行く道すがら、スーパーや酒屋など数店舗近くが店を閉めている状況でした...。

 いや、タクシーに乗る前の駅ロータリー周辺のビル内も2か所が空の状態。

 タクシーの運転手さん曰く、「ここ1年で、バタバタと店がなくなっている。コロナの影響だよね。よく乗ってもらっているスナックのママさんも、このままだと家賃が払えないから店を存続させるか迷っている方もいる」と。

 また偶然なのかもしれませんが、仕事で六本木に行った際の横断歩道待ちの時、前を通る高級車の多くを運転するのは、外国人女性ばかり。

 そしてニュースでは、住宅ローンを払うことができない人数が急増しているとのことですし、物価高に円安。都会は別としても、地方の風景が、今までに感じたことのないほど寂しく映り気持ちも下がりましたが、過ごしやすい春の季節となり、またコロナも終息とはいかないものの共存という形で落ち着き、都心や観光地は賑やさを取り戻している状況。

 気温の上昇と共に少しずついろいろなことが回復していくことを願いたいですね。

 さて話は変わり、この原稿を書いている3月、明るい話題の1つが日本に帰国し、WBCに向けた強化試合に参戦している大谷翔平選手。

 とにかく、可愛い。存在そのものが可愛い。私のように普段は野球を見ない人でも、大谷選手が画面に映るだけで癒される気持ちになるのは本当に不思議ですし、メジャーに行ってからの体つきはもちろん、お尻まわりを中心とした骨盤の在り方が違う気もし、スタイルそのものも変化しているように映りました。

 と同時に、テレビのインタビューの際、我慢しているものはありますか?との問に、「甘いもの。やはり体が資本なので」と答えられていた大谷選手。

 一般的にアスリート=食が大事なのは十二分に理解できるのですが、私が競馬学校に在籍していた時代の栄養素やカロリーを考えた食ではなく、今や口に入るものによって体はもちろん、腸内細菌の種類や必要とする細菌の栄養素となるものまでもが分析されており、至っては自身の思考にまで影響することを意味するのでしょう。

 最近、私の周りにも、従来のマッサージや美容、医療に疑問をもたれた整体師や美容家、医者といった方々が、これまでとは違うアプローチの仕方を模索し、アメリカやオーストリアで学ばれ、今もなお学びながら施術を行ってくださるのですが、人の体というのは解明されていないことばかり。

 と同時に、その謎にかかわりがあるのは量子力学のように感じます。とはいえ、高校時代は物理を専攻していましたが、物理=難しいとなり、興味を抱くことすらできずに過ごしていましたが、あらゆる物事のなぜ?の疑問に解答を見いだせる面白い科目だったことに47歳にして気づきました。

 と同時に、このナゼ?を今、競馬で言うならば、エピファネイア産駒たちの特性。

 古馬になってからの変化が他の血統に比べて顕著にあらわれており、何かがあるのかな...と、レースのみならずパドックでの仕草、そして体付きの変化を感じ気にかかります。

 皆さんは、どうお感じになられますか?

 それではまた来月、お目にかかりましょう。

 ホソジュンでしたぁ。
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