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ホソジュンのウマなりトーク

細江純子 ホソジュンのウマなりトーク

第138回 日々の歩みがキャリアに ~アドバイザーとしても~

 コロナ禍で自粛や規制も多い中ではありますが、競馬に限らず、様々な分野でお声をかけて頂く機会は増えています。

 その際の新たな番組への参加によって、はじめてとなる方々との共演も増え、その刺激に楽しさも感じています。

 関西の番組で言えば、毎週土曜深夜放送の競馬番組「うまんChu」に8月の全て参加。毎回8人前後の芸人さん方に混じってのトークには、受けや返しの巧さ、間を大事としたリズム感、言葉の選択に、毎回勉強となるところも。

 特に司会をされている浅越ゴエさんの進行振りが秀逸。黒子となり出演者を輝かせる一方で、ゴエさんだからこそ発せられたと思える、その都度、その都度のまとめの言葉があり、回数を重ねる毎に魅了されています。

 また競輪の番組でお逢いした、元競輪選手の鈴木誠さんとの対談は、分野は違えども、競輪界&競馬界における昔と今の違いや、長く現役として活躍する為に必要なことの要素が、まさに人としての在り方に通じており、胸にグサリとささる言葉でした。

 私自身も、まだ分からないことだらけの競輪ですが、1つ知っているのはライン。地区によってラインを組むことで、まず初期の戦法が築き上げられ、そのラインの中で、今回のレースは勝ち負けよりも〇〇選手の為にサポート的な仕事に徹する方も存在。

 この恩義の積み重ね、いわゆる人間味が、上のクラスにいった時の武器&パワーに繋がっているのです。よって、「若い子で強い選手は、いくらでもいる。でも早く勝ちたい、早くトップに君臨したい、早く有名になりたいとだけ思っている人は長く続かない。力が拮抗する上のクラスに入った時の大事なところで誰も助けてくれないから」と。

 これって競輪に限らず、自分自身の生き方にも置き換えられることで、心の奥底にズシリと響く言葉でした。

 また私自身が競輪選手の方々とのお仕事に心地良さを感じるのは、競輪によって積み重ねられた、相手の立場となって物事を考えられる懐の深さが備えられているためのような気がします。現時点では、まだまだよく分からないことだらけの競輪ですが、今は目についた選手の方々の個性を知りたいと思い、情報収集しています。

 そして私自身の中でも驚きなのですが、1つ新たなことが動き始めており、これも年齢なのかな...と。

 それは、何かの企画やコンペにおける制作の際のアドバイザーとしての仕事。もちろんこれは競馬に限ったことではあるのですが、その際にご一緒する広告代理店や制作会社のメンバーの方々の中で私が1番年上ということもあり、騎手引退後、テレビやラジオ、コラムなどなど、目の前にある1つ1つのことをクリアしていくうちに、その日々の歩みがキャリアとなっていたことに気づかされます。

 考えてみれば、私もアラフィフ。いつまでも出役としての自分は想像できないところも...。いや、自分というより、周囲が求めてくれなければ成立しないことゆえ、そこは今から覚悟しておくべきこと。

 よってこれは、将来的な面で新たな自分の活力となる気がしています。

 それでは皆さん、また来月、お目にかかりましょう。

 ホソジュンでしたぁ。