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第150回 ボートレースでいろいろな発見 ~金沢競馬と金沢の街の魅力もたっぷり体験~

2022.09.16
 有難いことに、この夏は様々な出会いや新たな場での仕事に参加させてもらう機会に恵まれ、たくさんの刺激を頂きました。
 例えば、ボートレースの配信。実は私の地元である愛知県の蒲郡にも競艇場があり、場所は通っていた小学校のすぐそばでしたし、競馬学校の騎手課程時代には、競艇学校見学という名目で、山梨県の本栖湖に出向き、訓練の様子や実際にボートにも乗せて頂いたことも。

 そして卒業後には、知人の紹介で選手の方とお会いすることや、女子ボートレーサーの方との対談も行われ、これまで縁がないこともなかったのですが、1日、多摩川ボートの全レースの予想をし、レースを見続けるのは初めてのこと。

 それゆえ、いろいろな発見や驚きがありました。その1つが、買い方。競馬とは違い6艇のみで行われるとあって、マークカードにもマルチ買いは存在せず、それによって、買う方々の感覚的にマルチの計算方法が存在しなかったのです。

 同じ賭け事でも、確率によって種類の違いがうまれ、これまで馬券を購入し続けることで、気付かないうちにマルチ買いの数がインプットされている点に、環境が人の脳を作るケースもあるのだなぁ~と、新鮮でした。

 2つ目は、どこの世界にも華のあるイケメンスター選手が存在する点。今回の配信で1番、心惹かれたのが、29歳の永井彪也選手だったのですが、お仕事のお声がかからなければ、ひょっとして一生、知り得なかった気も...。

 競馬もそうですが、武豊騎手や藤田菜七子騎手をきっかけに競馬に興味を抱いた方は多く、私も武豊騎手に憧れて競馬の世界に足を踏み入れましたが、スター選手の存在をメディアがどう報道し、どのようにして取り上げられるか?このあたりの在り方によって、競技そのものの感じ方や認知度に違いが生まれる気がしました。

 逆を言えば、プロデュースの仕方次第で、競馬もボートレースも、まだまだノビシロが隠されているようにも感じ、メディアに身を置く1人として、その重要性にも気付かされる機会となりました。

 そんな中、ズンコ(細江純子の幼馴染)として金沢競馬のPRVを作る話を頂き、1日、金沢競馬を観戦、金沢の街も散策。

 すると、新幹線が開通したことで、利便性や駅の様子、街並みがガラリと変わり、「え?金沢競馬場って、こんなにも駅からも街にも近く、競馬&温泉&観光&食の4点セットで楽しめる場所だったの?」と、驚きでした。

 また金沢所属の騎手と言えば、天才・吉原寛人騎手が在籍をし、今、若手では注目株の魚住謙心騎手も存在。彼は日々、夜中の2時から20頭近くの調教をつけ、レースに参戦。

 令和の時代に、これほど真面目で努力を怠らない19歳がいるのか?と思えるほどの好青年で母性も働き、無条件で応援&成長を見守りたくなりました。そしてなによりも私自身、もっと金沢を知りたい、足を運びたい場所に。

 この模様は、近いうちに金沢競馬のホームページでアップされますので、よかったらご覧になって頂きたいです。

 それでは皆さん、また来月、お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。
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