ホソジュンのウマなりトーク
第161回 今の常識を鵜呑みにしない~自分で考え決定し、後悔をしない歩みを~
暑い日が続きますが、皆さん、体調の方はいかがですか?こまめな水分補給は、なされていますか?
今では常識となった、こまめな水分補給。喉が渇いた時には実はもう遅く、身体が要求する前に水分を体内に取り込むのがベストとされていますが、一昔前は、運動中に水分を取ることはタブーとされ、体育や部活動においては、「水を飲むとお腹が痛くなる」とか、「水を欲しがるのは甘えだ」と指導する方も存在。
今も夏になると思い出されるのが、中学時代の同級生の死。校内一の運動神経の持ち主で、見た目、日本人離れした容姿だった彼。いろんな意味で可能性しかなく、将来、どういった進路に進むのか?皆が注目する存在でした。
しかし夏休み中のハンドボールの部活動時に脱水症状を起し、そのまま息をひきとったのです。まさにあの頃は、運動中の水分補給はNGとされていた時代。
彼の無念さや、ご両親の悲しみはもちろんのこと、指導者であった教師が背負う責任や苦しみを考えると、学校中が複雑な心境になったことが思い起こされます。
と同時に私自身、あの時に強く感じたことは、今の常識が実は正反対、もしくは間違っていることが世の中には多数存在するのではないかということ。
だからこそ、大人が言う全てのことを鵜呑みにするのではなく、物事の判断や選択は自分で決めることが重要であると脳裏に刻まれました。
そういった点で言えば、コロナのワクチン接種。立場上、打たなければならない人も多く存在しましたが、コロナが少し落ち着いた今となっては、本当に接種することが正しかったのかが議論されはじめており、中には突然死の理由や自身の体調の変化に疑問を持つ方も。
知人の葬儀屋の方においては、「コロナ前では考えられなかった30代40代の突然死が多すぎて…。自分も接種以降、風邪をひきやすくなっているし、疲れやすいというか、何か体が以前とは違う気がする」とか、医療関係者の方においては、「肺血栓で運ばれる方が異常に増えている」といった声も。
もちろんワクチンとの因果関係は定かではなく、また何が正しかったのかは数年後に分かるのかもしれませんし、もしくは永遠に解明されないのかもしれませんが、自らの頭で考え決断したことへの選択権が、平等に与えられる環境が本当に大切な気がしました。
そして自分で決めると言えば、最終的な馬券の買い方もそう。昨年、俳優の志尊淳クンと数回にわたり、初心者向けの馬券塾をネット上で行ったのですが、競馬好きの志尊クンがファンの方々に向けたメッセージに、「最後は自分で決めてくださいね。そしたら後悔をしないので」とおっしゃっていましたが、この言葉はあらゆる面で教訓そのもの。
私も毎週の競馬予想の際、気づけば、いろいろな方の意見を取り入れてしまい、最終的に買い目が増え、後悔すること度々。
シンプルに自分の決めた馬の単複で良かったのに…と。よって今年の夏以降は、自分に問い、後悔しない歩みをいろんな意味でしていきたいと感じています。
それでは皆さん、また来月、お目にかかりましょう。
ホソジュンでしたぁ。