ホソジュンのウマなりトーク
第37回 建築物大好き~快適な環境づくりに興味津々~
2013.04.16
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建て直しが行われている栗東トレセンの厩舎は、ほぼ新しくなり、現在は診療所を建設中。そんな中、美浦にもモデル厩舎が完成したとの知らせが。
私はまだ足を運んでいないのですが、フジテレビのスタッフが二ノ宮厩舎へ訪問。その際の写メールを見せてもらったのですが、数多くの洗い場や対面式の馬房、広々とした厩舎前の空間と、ニュースタイルな様子...。
以前に書いたことがあるかもしれませんが、私は子供の頃から大の建築物好き。特に家へのこだわりは強く、休みの日の多くは展示場巡り、この作りは云々・この動線は云々、この配置は云々と、ウンチクを言って過ごすこと早数十年。
私もいつかはほしいマイホームですが、まだまだ遠い夢物語で、知人のお宅やモデルルーム、展示場を巡っては様々な構想を練り、空想を楽しんでいます。
そんなこともあって新厩舎への興味はもちろんのこと、同じ条件の中で与えられた物件を、それぞれの厩舎がどのように手を加えているのか?そのあたりの違いを見て回るのも楽しみの一つとなっています。
その中身は、見た目で分かる洗い場はもちろんのこと、馬房の扉や飼料庫の使いかた、そして皆が休憩をしに集まる大仲などなど。
具体的に、どこの厩舎がこうでああでとは言えないものの、大仲の様子を見ると、その厩舎が昔ながらのアットホームな感じなのか?スタッフにとって自由が存在している空間なのか?はたまた厩舎=オンリー仕事場的なのか?非常に大きく分かれ、同じ建物でも家具の配置やテレビなどの設置場所によって、これほどまでに雰囲気が変わるのだなぁ~と驚かされます。
そしてそのスタイルが、日々働く人々への行動にも繋がり、厩舎のカラーにも発展していくように思え、大勢の人が共有する空間というのは、その環境作りが大きく影響していることを感じます。
そういえば昔、夢中になった「冬のソナタ」で、チェ・ジウ演じるユジンに、ペ・ヨンジュン演じるミニヨンが、「結婚したら、どんな家に住みたいか?」と聞くと、ユジンは「形としての家はどうでもいい。好きな人の心が1番素敵な家だと思います」と答えるシーンが。
当時は、(そうよ、外見じゃないわ。住む人の愛が存在する空間こそ重要なんだわ。ん~なんてロマンチック、ステキだわ~)と思ったもの。
そしてパオに住んでのモンゴルロケの際には、即席のかまどと一つの鍋で、数種類の料理を手際よく作るモンゴル人お母ちゃんの姿に、「システムキッチンでカップラーメン食べている自分が滑稽に思える」といった日本人の言葉が実に印象的でした。
結局のところ最終的には人次第というところなのでしょうが、マイホームに関しては、「もちろん、生活スタイルにあった快適さ溢れる家がベスト」というのが私の現時点での最終結論。
また厩舎に関しては、利便性を追求しつつ、なおかつ人もホッとできる空間を残しつつの、調和のとれた環境作りが、人馬にとって快適な気がしています。
年に数回行われているトレセン厩舎見学。機会があれば是非とも、馬のみならず厩舎内の様子にも関心を示してみてはいかがでしょうか?
猫を飼い、猫の為の小さなドアを作っている厩舎もあれば、魚を飼う厩舎、はたまた漫画本で溢れている厩舎、缶ジュースが山のように置かれている厩舎、自宅のリビングのような厩舎など本当に様々で、いろんな空気を感じられることができると思いますよ。
それでは皆さん、また来月お逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。
私はまだ足を運んでいないのですが、フジテレビのスタッフが二ノ宮厩舎へ訪問。その際の写メールを見せてもらったのですが、数多くの洗い場や対面式の馬房、広々とした厩舎前の空間と、ニュースタイルな様子...。
以前に書いたことがあるかもしれませんが、私は子供の頃から大の建築物好き。特に家へのこだわりは強く、休みの日の多くは展示場巡り、この作りは云々・この動線は云々、この配置は云々と、ウンチクを言って過ごすこと早数十年。
私もいつかはほしいマイホームですが、まだまだ遠い夢物語で、知人のお宅やモデルルーム、展示場を巡っては様々な構想を練り、空想を楽しんでいます。
そんなこともあって新厩舎への興味はもちろんのこと、同じ条件の中で与えられた物件を、それぞれの厩舎がどのように手を加えているのか?そのあたりの違いを見て回るのも楽しみの一つとなっています。
その中身は、見た目で分かる洗い場はもちろんのこと、馬房の扉や飼料庫の使いかた、そして皆が休憩をしに集まる大仲などなど。
具体的に、どこの厩舎がこうでああでとは言えないものの、大仲の様子を見ると、その厩舎が昔ながらのアットホームな感じなのか?スタッフにとって自由が存在している空間なのか?はたまた厩舎=オンリー仕事場的なのか?非常に大きく分かれ、同じ建物でも家具の配置やテレビなどの設置場所によって、これほどまでに雰囲気が変わるのだなぁ~と驚かされます。
そしてそのスタイルが、日々働く人々への行動にも繋がり、厩舎のカラーにも発展していくように思え、大勢の人が共有する空間というのは、その環境作りが大きく影響していることを感じます。
そういえば昔、夢中になった「冬のソナタ」で、チェ・ジウ演じるユジンに、ペ・ヨンジュン演じるミニヨンが、「結婚したら、どんな家に住みたいか?」と聞くと、ユジンは「形としての家はどうでもいい。好きな人の心が1番素敵な家だと思います」と答えるシーンが。
当時は、(そうよ、外見じゃないわ。住む人の愛が存在する空間こそ重要なんだわ。ん~なんてロマンチック、ステキだわ~)と思ったもの。
そしてパオに住んでのモンゴルロケの際には、即席のかまどと一つの鍋で、数種類の料理を手際よく作るモンゴル人お母ちゃんの姿に、「システムキッチンでカップラーメン食べている自分が滑稽に思える」といった日本人の言葉が実に印象的でした。
結局のところ最終的には人次第というところなのでしょうが、マイホームに関しては、「もちろん、生活スタイルにあった快適さ溢れる家がベスト」というのが私の現時点での最終結論。
また厩舎に関しては、利便性を追求しつつ、なおかつ人もホッとできる空間を残しつつの、調和のとれた環境作りが、人馬にとって快適な気がしています。
年に数回行われているトレセン厩舎見学。機会があれば是非とも、馬のみならず厩舎内の様子にも関心を示してみてはいかがでしょうか?
猫を飼い、猫の為の小さなドアを作っている厩舎もあれば、魚を飼う厩舎、はたまた漫画本で溢れている厩舎、缶ジュースが山のように置かれている厩舎、自宅のリビングのような厩舎など本当に様々で、いろんな空気を感じられることができると思いますよ。
それでは皆さん、また来月お逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。