馬ミシュラン
2025年の記事一覧
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第193回 『1cm』 2025.01.27
12月1日から始まる大井開催より、本馬場の砂厚が10cmから9cmに、1cm薄くされた。競馬場によると「馬場の排水性の向上と馬の負担軽減」がその理由。 現在の砂は2023年のJBC開催の前に入れ替えられたもので、オーストラリア・アルバニー産の硅砂(けいしゃ)。いわゆる「白い砂」として競馬ファンにはお馴染みだが、石英(二酸化ケイ素)を主成分とする砂である。 これまで使われていた青森県六ケ所村の砂は資源の減少により採取が困難...