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2024年の記事一覧

  • 第187回 『恨めしい雨』 2024.07.26

     ゴールデンウィークが終わり、5月3週〜4週目にはオークス、そしてダービーが行われる。中央競馬はそこが春のクライマックスだが、地方競馬、特に南関東は6月がピーク。  東京ダービー(JpnⅠ)、関東オークス(JpnⅡ)、さきたま杯(JpnⅠ)、そして帝王賞(JpnⅠ)と重要なレース(稼ぎ時)が続く。  一方で6月は天候との戦いでもある。いわゆる梅雨。梅雨前線が停滞した日には緊張感が走る。競馬は屋外競技。かつては雨が降るか降らな...

  • 第186回 『5月の出来事』 2024.06.25

     新庄監督就任3年目で選手も育ち、離されながらも2位(交流戦前)をキープしている村本さんチームと違い、我が地元プロ野球チームはどん底に沈んでいる。  打撃不振は深刻で、投手陣が持ちこたえられず終盤逆転を許す悪いパターン。FAで流出した選手が他チームの4番を務めているように、選手育成には定評あるのだが、そのサイクルが間に合わなくなってきている印象。5月、地元で飲んでいると、娘の同級生のお父さん(コーチ)が更迭され...

  • 第185回 『POGの季節』 2024.05.27

     4月中旬になるとぼちぼちPOG本(ペーパーオーナーゲーム本)が店頭に並びはじめる。  筆者は最近はほとんど参加していないが、かつては狂ったように情報を集め、指名し、デビューを心待ちにし、そして失意の1年を過ごす。そんな時期もあったが、最近は心穏やかに新馬戦を観ることができる。  書いていて思い出したが、筆者がPOGに参加しなくなった理由はサンデーサイレンス(USA)全盛になったからだった。あの頃はなんでもかんでもサ...

  • 第184回 『Road to 東京ダービー』 2024.04.26

     2024年からスタートした、新たなダート三冠レース。JRAを含む全国の3歳馬に門戸を開き、羽田盃(4月24日・大井1800m)、東京ダービー(6月5日・大井2000m)、そしてジャパンダートクラシック(10月2日・大井2000m)。  第一冠の羽田盃へ向け、最後のトライアルレースとなる京浜盃が終了した。勝ったのはホッカイドウ競馬から大井へ移籍したサントノーレ。好スタートを決め好位を追走、4コーナーで前を行くティントレットとマッシャ...

  • 第183回 『フェブラリーステークス』 2024.03.25

     2月18日、東京競馬場で第41回フェブラリーステークス(GⅠ)が行われた。レモンポップ(USA)やメイショウハリオなど昨年の上位馬や、ウシュバテソーロらがサウジアラビアに遠征、レッドルゼルは出走も、やや手薄なメンバー構成になった。一方でJBCスプリントの勝ち馬で、NARグランプリ2023年度代表馬のイグナイター(兵庫)、昨年のジャパンダートダービーに勝った南関東三冠馬ミックファイア(大井)、昨年の6着馬スピーディキック(浦和)と...

  • 第182回 『優秀馬選定委員会』 2024.02.26

     1月12日(金)、都内のある会議室においてNAR GRANDPRIX2023優秀馬選定委員会が開催された。通常であれば地方競馬全国協会の会議室において開催されるのだが、協会引っ越しの真っ最中につき、別の会議室で行われた。  かつて日刊競馬も引っ越ししたが、企業の引っ越しは大変な作業だ。古い資料大好き人間なので、興味深い資料を発見し、それに見入っては怒られて、あんまり役に立った記憶はない。ご挨拶で広報にお邪魔したが、業務と平行し...

  • 第181回 『格付ポイント』 2024.01.26

     10月24日に「南関東4競馬場における格付制度全馬適用に関わるお知らせ」という文書が、南関東4競馬場の名で発表された。  いわゆる「格付ポイント」と呼ばれるもので、既に今年の2歳馬から適用されている。  地方競馬の格付は、おおまかに言うと絶対格と相対格があり、さらにその決定方法も番組賞金とポイント制に分かれている。  南関東4競馬場は番組賞金を算定し、格付基準表により定められたクラスに格付けされる絶対格である...

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