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プロフィール
小山内完友日刊競馬記者

1969年 青森県生まれ 競馬専門紙「日刊競馬」の南関東版の編集を担当。
学生時代から競馬に熱中し、勢い余って記者に。
キャリアは23年に及ぶ。
予想の基本は持ちタイムで、競馬哲学は「決めつけないこと」。
南関東だけでなく、広い視点で地方競馬全体をとらえたコラムが好評。
休日は自ら競走馬化して走り込み、カートにも挑戦。
他種競技にも精通しているオールラウンドプレイヤー。

最新記事一覧

  • 第40回 『WINS浦和オープン』 2012.04.12

     またまた同じようなタイトルで大変申し訳ないが、去る2月19日、JRA47ヵ所目の場外発売所となる『WINS浦和』がオープンした。 場所は浦和競馬場。南関東では12月3日より委託発売しているWINS川崎(川崎競馬場)に次ぐ2番目となる。また、埼玉県内では初のJRA発売所となるだけに、大いに期待されている。 発売されるのは、JRAの全場、全レースの全式別100円単位だが、当面は日曜日と祝日のみの発売、払い戻しとなり、土曜日及び代替、...

  • 第39回 『タイトルか内容か』 2012.03.14

     本稿1月号で『NAR グランプリ2011』の予想を述べた。結果はご存知の通り見事なハズレとなった。 予想原稿を入稿した後に行われた準備委員会において、山野浩一委員より「牡馬と牝馬を分けて表彰したい」という旨の意見が出され、事務局に対し検討されるよう求めたのだ。実は、ここ数年毎年のように出されていた案件だったのだが、今年遂に委員による採決にまで持ち込めた。2010年の「GRANDAME-JAPAN」創設、そして2011年の「JBCレディスクラシッ...

  • 第38回 『WINS川崎オープン』 2012.02.10

     去る12月3日土曜日。全国で46ヵ所目となるJRAの場外『WINS川崎』がオープンした。場所は川崎競馬場の中、というよりも川崎競馬場そのものである。オープン初日は生憎の雨模様となったのが、いかにも川崎らしい。 川崎駅からの無料バス運行はなく、公共交通機関は京浜急行大師線の港町駅から徒歩、あるいは車ということになる。川崎競馬場の内馬場駐車場は730台収容で1日500円。首都圏中心部では唯一の駐車場のあるウインズということになる。ま...

  • 第37回 『NARグランプリを占う』 2012.01.13

     ありがたくも、NAR GRANDPRIXの選定委員として、全国公営競馬専門紙協会より今回も推薦を受けた。「占うって、アンタ選定委員やんか~」という突っ込みはごもっともだが、後で何か言うのはあまり良い事とは思わないので、ならば先に台本がてら語ってしまおうかと思う。 NARグランプリの選定課目は最優秀2歳、3歳、4歳以上、牝馬、短距離、ばんえい、ターフと、各々の優秀馬の中から選ぶ年度代表馬。選定の基準となるのは地方競馬で行われるダ...

  • 第36回 JBCに思う 2011.12.05

     ご存知の通り,今年の第11回JBCは2007年の第7回以来,4年ぶりに大井競馬場で行われた。久々となった経緯は皆さんご存知の通り,2007年度より転入が可能となった大井の海外既走外国産馬の制度に,国内生産界が反発したため。 その年の第7回JBC自体も一時開催が危ぶまれ,開催されないとか,あるいは「JDF(仮称)」とかいう別なイベントが開催されるだとか,そんな噂に我々新聞屋も右へ左へと振り回されたようなことを覚えている。結局,第7回...

  • 第35回 南部杯に思う 2011.11.09

     ご存知の通り,今年の『マイルチャンピオンシップ南部杯』は東京競馬場でJRA主催競走として行われた。 '岩手の星'ロックハンドスター(ルー大柴氏にちなんで命名,ロック=岩,ハンド=手,スター=星)が芝とダートの境目で驚き,ジャンプして着地でバランスを崩し右上腕骨々折......という,ある意味悲劇により,空気は一転追悼ムードに支配されてしまったが,こう言ってはなんだが,このレースの結果はもっと悲劇的だ。 予め予想されていた,...

  • 第34回 荒尾競馬廃止 2011.10.12

     新聞等で既報の通り,今年12月23日を以って荒尾競馬が廃止となることがほぼ決まった。 8月25日付け熊本日日新聞に『赤字続く荒尾競馬,本年で廃止 荒尾市が方針』という記事が掲載され,当日行われた競馬組合臨時議会,その後の関係者との意見交換会でも,前畑荒尾市長は存廃に関する明言を避けた。そのため,一気に廃止確定のムードとなった。 そして9月5日,荒尾市9月定例市議会において,本年度限りの廃止が正式表明された。 荒尾競馬...

  • 第33回 Red Alert Day 2011.09.14

     8月3日,大井競馬場で地方競馬初となる国際招待競走,第32回サンタアニタトロフィーが行われた。注目の海外招待馬は1頭。アメリカのレッドアラートデイである。 レッドアラートデイは2005年生まれの6歳セン馬。父ディクタット(GB),母Strike Hard,母の父Green Desertという血統で,生産はイギリスのDarley。2005年から2008年まで船橋の川島正行厩舎に所属しニューイヤーカップなど5勝を挙げたコーラスマスター(GB)の下である。 デビュ...

  • 第32回 WIN5必勝法? 2011.08.08

     いきなり『WIN5必勝法』とは我ながら大きく出たものだなとは思うが,ようは全通り買えば絶対的中するのである。 それで儲かるのか,実際計算してみたところ,4月24日から7月17日の13回で,総買い目数は799万5052点で投資総額が7億9950万5200円に対して,払い戻し総額が5億6357万7510円。差し引き2億3592万7690円の損,という結果。態々計算しなくても大方予想は付いていたのだが,一応計算してみないと全通り買いが如何に意味のないものか...

  • 第31回 やっぱりサンデー!? 2011.07.14

     競馬の祭典日本ダービー。毎年のように胸躍らせながら,金曜日に刷り上がった前日版の柱を眺めていると,ふとあることに気付いた。 「全部サンデーじゃん」 第78回東京優駿(日本ダービー)。1 1 ウインバリアシオン(父ハーツクライ)  2 サダムパテック(父フジキセキ)2 3 オールアズワン(父ネオユニヴァース)  4 リベルタス(父ディープインパクト)3 5 オルフェーヴル(父ステイゴールド)  6 クレスコグランド...

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