南関フリーウェイ
2017年の記事一覧
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第37回 競馬の「熱」を感じる風景。全日本2歳優駿のレース後。 2017.12.25
12月13日、川崎競馬場で2歳ダート王の決定戦、全日本2歳優駿(JpnI)が行われました。これまでの優勝馬には、海外でも活躍したアグネスワールド(1997年)、芝・ダート両方のGIを制したアグネスデジタル(1999年)、南関4冠馬となったトーシンブリザード(2000年)、地方競馬を熱く牽引したフリオーソ(2006年)など、豪華なメンバーが名を連ねています。 全日本2歳優駿は、今年からケンタッキーダービー出走馬選定ポイントレースにもなり、...
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第36回 競馬祭典JBC 現場での撮影 2017.11.27
11月3日、大井競馬場で競馬の祭典JBCが行われました。 「祭典」というだけあって、3つのJpnIが連続して行われる豪華な1日。それゆえ、取材・撮影も普段とはちょっぴり違ってきます。今回はそのあたりのお話を中心にすすめていきましょう。 まずは、第7回JBCレディスクラシック(JpnI)。このレースは地元・大井所属のララベル(荒山勝徳厩舎)が優勝!2007年に同じ大井でJBCスプリント(JpnI)を制したフジノウェーブに続き、地方競馬所属馬...
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第35回 2歳シーズン到来に、若駒たちの気持ちを思う。 2017.10.24
2歳重賞の話題もホットになってきた南関東競馬。10月25日は船橋競馬場で平和賞(SIII)が、11月1日には大井競馬場でハイセイコー記念(SII)、11月8日には2歳牝馬によるローレル賞(SI)、そして12月13日には2歳ダート王決定戦・全日本2歳優駿(JpnI)がそれぞれ川崎競馬場で行われます。 そんな2歳馬たちにとって、馬場入場時の「誘導馬」の存在はとても大切だそう。自然界では集団で生きている馬たち。競走馬になっても、やはり頼りにな...
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第34回 夏の取材現場 2017.09.26
今回はこの夏の「南関フリーウェイ」の舞台裏についてお伝えしていきましょう。 ハートビートナイター開催中の船橋ケイバ。少し早めに到着して厩舎地区で取材することもあります。出走馬をチェックして、レースを控えている馬を避けて、洗い場にいる厩務員さんから話を聞いたり、業務エリアで従事員さんからプチ情報を聞いたり。雨が降っていると厩舎地区での取材はほぼ不可能なので、天候も考慮して、できることはなるべく前倒しで行うようにし...
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第33回 佐藤裕太調教師 悲願の重賞初制覇! 2017.08.29
それはまさに「ついにこの日が!」と南関東競馬ファン、そして多くの関係者が熱い気持ちになった1日でした。7月25日に行われた習志野きらっとスプリント(SIII)で、佐藤裕太調教師(船橋)が管理馬スアデラ(馬主:吉田照哉様 社台地方オーナーズ様)で勝利し、悲願の重賞初制覇を達成しました。 2014年10月に開業した佐藤裕太調教師は、騎手時代にはアジュディミツオー、フリオーソ、マズルブラスト、ルースリンド、クラーベセクレタ、カイカ...
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第32回 世界の舞台へ!中野省吾騎手2017ワールドオールスタージョッキーズ出場 2017.07.25
今回は、8月26日、27日にJRA札幌競馬場で行われる2017ワールドオールスタージョッキーズに地方競馬代表として出場する中野省吾騎手(船橋 渡邊薫厩舎所属)についてお伝えしましょう。「中野省吾騎手」というより、「中野省吾」というどんどん進化する不思議な存在、と言った方がいいかも知れません。 中野騎手は富山県舟橋村出身、デビュー9年目の25歳。2015年から勝ち星を伸ばし、その年の埼玉新聞栄冠賞(SIII)をカキツバタロイヤル(船橋...
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第31回 地方競馬生え抜き馬たちの活躍!東京ダービー(SI)、京成盃グランドマイラーズ(SIII) 2017.06.29
6月7日に行われた東京ダービー(SI)。憧れのダービー馬の座を勝ち取ったのは、佐藤賢二厩舎(船橋)のヒガシウィルウィンでした。南関東転入初戦となった浦和のニューイヤーカップ(SIII)を制し、3月には大井で京浜盃(SII)も制して重賞2連勝。クラシック1冠目となった羽田盃(SI)ではキャプテンキング(大井)の2着に敗れましたが、意地とプライドを掛けて臨んだ大舞台で、ダービー馬の称号を手にしました。レースは、羽田盃で惜敗した...
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第30回 「目標があるから頑張れる」帝王・的場文男騎手 地方通算7000勝達成 2017.05.29
5月17日に行われた川崎マイラーズ(SIII)。早目先頭に立ったトロヴァオ(大井 荒山勝徳厩舎)の勝利かとカメラのピントを青いメンコに合わせたその時、外側に赤い勝負服が。豪快なアクション、撓(しな)る鞭。それは、猛然とゴールに向かう的場文男騎手とリアライズリンクス(浦和 小久保智厩舎)でした。 降り注いでいたはずの歓声も耳に入らず、ただただ、目に焼き付いたのは、ゴール板を過ぎたあたりで右手を突き上げ、ガッツポーズした...
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第29回 競走馬から誘導馬へ 船橋の新アイドルホース誕生! 2017.04.27
今回は、1月に競走馬登録を抹消し、乗馬クラブへ再就職。競走馬引退からわずか3か月で誘導馬としてデビューしたチャラオについてお伝えしましょう。 チャラオは、アジュディミツオーでもお馴染みの新ひだか町の藤川ファームの生産馬で、2010年5月31日生まれ。2012年7月に大井競馬場でデビューし、引退時には船橋の岡林光浩厩舎に所属していました。通算成績は53戦5勝で、頑張る姿と個性的な眼差しからも多くのファンに愛される存在でした。...
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第28回 クリソライト(JRA)、ダイオライト記念(JpnII)でレース史上初の3連覇達成。 2017.03.24
3月15日に船橋競馬場で行われたダートグレード競走 第62回ダイオライト記念(JpnII)で、クリソライト(JRA 栗東 音無秀孝厩舎)がレース史上初となる3連覇の偉業を達成しました。 「非常に強かったですね。勝ててほっとしました。過去2回と比べても馬の状態がすごく良かったと思います。スタッフがきっちり仕上げてくれましたね。いいスタートが切れて、枠が内だったので他の馬の出方次第で乗ろうと思っていました。道中手ごたえが良すぎ...