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2025年の記事一覧

  • 第127回 大歓声の中で東京ダービー制覇 ナチュラルライズ 2025.06.25

     6月11日、大井競馬場で第71回 東京ダービー(JpnI)が行われ、ナチュラルライズ(JRA 伊藤圭三厩舎)が横山武史騎手を背に逃げ切り勝ちで優勝。羽田盃(JpnI)に続く二冠目を達成しました。  「人気になっていたので、まずはホッとしました。距離が1800なら今回のような走りにはならなかったと思います。1コーナーまでの助走(スタンド前の直線)があったので、馬が走りたくてしょうがないという気持ちで先頭に立ちましたね。ジョッキーが...

  • 第126回 見守る、育てる、応援する 2025.05.27

     「大人になった」と実感するのはどんな時でしょうか。そういったことは特に意識することもなく日々を過ごしている気もしますが、「自分も大人側になったな」と思う出来事がありました。  それは5月9日、船橋競馬1Rで新人・椿聡太騎手(東京都出身 20歳 山田信大厩舎)が初勝利をあげた時のこと。騎乗したのは、このレースがデビュー戦の3歳牝馬ザーシッダレイ(川島正一厩舎)。  デビューから16戦目での初勝利となった椿騎手。後続を...

  • 第125回 新しい季節 競馬場で会いましょう 2025.04.25

     今年もクラシックレースの話題で賑わう季節となりました。と同時に、春は新社会人の姿を見かける季節でもあります。  私が南関東競馬にフリーとして携わるようになったのは2006年4月のこと。もう19年も前。月日が流れるのは早い、早すぎます。  あの当時、それなりに社会人としての経験を積んだ身でさえも、新しい場所での緊張と不安、少しのワクワクがありました。競馬に例えれば、私の場合は転厩した古馬、新社会人は新馬、というイメ...

  • 第124回 船橋競馬場と共に歩んだ道 岡林光浩調教師勇退 2025.03.25

     3月14日、岡林光浩調教師の引退セレモニーが行われました。船橋競馬場で育ち、多くの活躍馬を手掛けた岡林調教師。厩舎成績は3月24日時点で地方競馬通算8117戦1284勝、JRA4勝。2001年にはマキバスナイパーで帝王賞を制するなど地方競馬では重賞30勝をマーク。JRAにも積極的に参戦し、2002年にはヒミツヘイキ(左海誠二騎手)でダート重賞・ユニコーンステークス(GIII)の優勝も果たしました。NARグランプリ2011では最優秀賞金収得調...

  • 第123回 大井の帝王・的場文男騎手引退 2025.02.26

     2月14日、大井の帝王・的場文男騎手の引退が発表されました。3月31日付とのこと。いつか来る日だと分かってはいても、いざ決まってしまうとやはり寂しい気持ちになります。  的場騎手といえば、多くの偉業と共に東京ダービー2着10回という勝負の世界の厳しさを語る数字が思い浮かびます。あと少し、もう少し・・・ついに叶わなかった“東京ダービーでの先頭ゴール”。  その悲願を凝縮したかのような「ダービー優勝は人生の宿題」という言...

  • 第122回 内馬場に歴史と個性あり 2025.01.27

     昨年末、「京都検定」を受験しました。以前から受けてみたいと考えていたのですが、テキストを買ったまま放置。あれから数年、あのCMのように「そうだ、京都検定受けてみよう」と思い立ち、隙間時間に勉強を重ねていました。出題範囲は歴史のみならず、地理や、観光、文化などから幅広く、その奥深さにクラクラ、わくわくしながらの学習。YouTubeや地図アプリでの情報収集など、今どきの学習方法も取り入れてみました。  京都競馬場の内馬場...

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