北海道馬産地ファイターズ
第173回『なまちゃき』
2023.05.19
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この春からYouTubeで7時間の生配信に出演することになってしまった。
4月19日(水)に開幕を迎えるホッカイドウ競馬だが、ネットで競馬を楽しむ方のために配信されていた、公式番組の「ホッカイドウ競馬LIVE」が今年からリニューアルされた。
新たに「ホッカイドウ競馬LIVE なまちゃき」(「なまちゃき」とは、なまら(めちゃくちゃ)とはっちゃき(熱中する)を掛け合わせた造語)では、毎週木曜日を中心に、ゲストを招いた全レースの予想生配信を実施。
しかも、「ホッカイドウ競馬に詳しい4人の解説者をなまちゃきファミリーとして迎えました!」(公式YouTubeチャンネルの原文より)とのことだが、そのなまちゃきファミリーとして、筆者が名を連ねてしまったのだ。と、ここで文章は書き出しに戻るが、その番組では午後2時から午後9時まで、なんと7時間もの生配信を予定しているという。
これまで数回ほどYouTubeの生配信番組に出させてもらったことはあるが、いくら長くても収録時間は2時間ほどだった。今年、51歳を迎える筆者であるが、画面の向こうの皆さんに、7時間もふくよかな姿と老体を晒し続けるだなんて、シンジラレナ~イ(byトレイ・ヒルマン)としか言いようがない。
ただ、個人的な感覚としてだが、この生配信は上手くいきそうな気がしている。それは僕以外のなまちゃきファミリーの3人が眼鏡をしていることではなく(笑)、スタッフの中に「トヨD」こと、映像ディレクターの豊田翔一さんの名前を見つけたからだ。
豊田ディレクターことトヨDの前職は、UHB(北海道文化放送)のディレクターだった。前職では数々の番組を手掛けてきたが、競馬ファンや馬産地の方々と一気に接点を持つようになったのは、「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」における、数々の競馬企画と言える。
同局に勤務する競馬好きの田辺桃菜アナウンサーが、秋のGⅠシーズンに複勝を転がして有馬記念を見に行く企画は、いつの間にかシリーズ化されただけでなく、凱旋門賞を生配信(ただし、画面に出ているのは本人だけ)した際には15万回もの視聴数があった。
しかもスタジオでの収録には飽き足らず、札幌競馬場や中山競馬場にも出向くようになった田辺アナウンサーとトヨDは、ホッカイドウ競馬からの協力も仰ぐ形で、門別競馬場でも様々なロケを行っていく。
その際、「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」の視聴者だった、牧場関係者の皆さんの計らいで、田辺アナウンサーから連想された「メンコイモモチャン」という2歳馬がデビューする運びとなった。
ちなみにメンコイモモチャンの半弟もまた、メンコイボクチャンという馬名でデビューしており、2頭の活躍やロケの様子は、「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」内でも見ることができる。田辺アナウンサーの天真爛漫なキャラクターによって、盛り上がりを見せてきた競馬企画でもあるが、そこに競馬ファンでもあるトヨDの視点が加わったことも、安定した視聴者数の獲得に繋がったのは間違いない。
何よりも「メンコイモモチャン」のような様々なロケに関しても、トヨDと田辺アナウンサーは、常に馬やホースマンに敬意を払えるようなロケを行ってきた。だからこそ、牧場関係者の皆さんからも常に応援してもらえたのだろう。今回、ホッカイドウ競馬もトヨDに「なまちゃき」を始めとする様々な映像コンテンツを一任したのも納得がいく。
「なまちゃき」の第一回配信を迎えるにあたって、ホッカイドウ競馬関係者と番組の出演者とトヨDを交えて、決起集会のような打ち合わせを行った。
そこでは番組の方向性に関しても互いが意見を交わしたのだが、番組内でパドック解説を行う競馬ブックの高倉克己さんからの「初心者の方が見ても楽しめる番組にしよう」との言葉に、改めて番組の方向性が定まったような思いがした。トヨDはそこでも、ホッカイドウ競馬の重鎮ともいえる高倉さんと、時間の許す限り意見交換を行っていた。
「なまちゃき」は「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」のような、ライトな視聴者層は勿論のこと、高倉さんから告げられる貴重な情報を受け取るような、コアな競馬ファンに対しても、様々な情報を届けられる番組となっているに違いない。そこでなまちゃきファミリーとなった、僕の役割となるわけだが、トヨDやホッカイドウ競馬関係者の皆さんからは、「村本さんには馬産地の特色を出してほしい」と言われている。となれば、僕のやるべきことはただ一つ、7時間の番組の中で門別競馬場に来ている牧場関係者たちを、無理やりスタジオに引っ張り込むだけであろう。というわけで、このコラムをお読みの皆さんは、どうかご協力をよろしくお願いいたします!
4月19日(水)に開幕を迎えるホッカイドウ競馬だが、ネットで競馬を楽しむ方のために配信されていた、公式番組の「ホッカイドウ競馬LIVE」が今年からリニューアルされた。
新たに「ホッカイドウ競馬LIVE なまちゃき」(「なまちゃき」とは、なまら(めちゃくちゃ)とはっちゃき(熱中する)を掛け合わせた造語)では、毎週木曜日を中心に、ゲストを招いた全レースの予想生配信を実施。
しかも、「ホッカイドウ競馬に詳しい4人の解説者をなまちゃきファミリーとして迎えました!」(公式YouTubeチャンネルの原文より)とのことだが、そのなまちゃきファミリーとして、筆者が名を連ねてしまったのだ。と、ここで文章は書き出しに戻るが、その番組では午後2時から午後9時まで、なんと7時間もの生配信を予定しているという。
これまで数回ほどYouTubeの生配信番組に出させてもらったことはあるが、いくら長くても収録時間は2時間ほどだった。今年、51歳を迎える筆者であるが、画面の向こうの皆さんに、7時間もふくよかな姿と老体を晒し続けるだなんて、シンジラレナ~イ(byトレイ・ヒルマン)としか言いようがない。
ただ、個人的な感覚としてだが、この生配信は上手くいきそうな気がしている。それは僕以外のなまちゃきファミリーの3人が眼鏡をしていることではなく(笑)、スタッフの中に「トヨD」こと、映像ディレクターの豊田翔一さんの名前を見つけたからだ。
豊田ディレクターことトヨDの前職は、UHB(北海道文化放送)のディレクターだった。前職では数々の番組を手掛けてきたが、競馬ファンや馬産地の方々と一気に接点を持つようになったのは、「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」における、数々の競馬企画と言える。
同局に勤務する競馬好きの田辺桃菜アナウンサーが、秋のGⅠシーズンに複勝を転がして有馬記念を見に行く企画は、いつの間にかシリーズ化されただけでなく、凱旋門賞を生配信(ただし、画面に出ているのは本人だけ)した際には15万回もの視聴数があった。
しかもスタジオでの収録には飽き足らず、札幌競馬場や中山競馬場にも出向くようになった田辺アナウンサーとトヨDは、ホッカイドウ競馬からの協力も仰ぐ形で、門別競馬場でも様々なロケを行っていく。
その際、「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」の視聴者だった、牧場関係者の皆さんの計らいで、田辺アナウンサーから連想された「メンコイモモチャン」という2歳馬がデビューする運びとなった。
ちなみにメンコイモモチャンの半弟もまた、メンコイボクチャンという馬名でデビューしており、2頭の活躍やロケの様子は、「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」内でも見ることができる。田辺アナウンサーの天真爛漫なキャラクターによって、盛り上がりを見せてきた競馬企画でもあるが、そこに競馬ファンでもあるトヨDの視点が加わったことも、安定した視聴者数の獲得に繋がったのは間違いない。
何よりも「メンコイモモチャン」のような様々なロケに関しても、トヨDと田辺アナウンサーは、常に馬やホースマンに敬意を払えるようなロケを行ってきた。だからこそ、牧場関係者の皆さんからも常に応援してもらえたのだろう。今回、ホッカイドウ競馬もトヨDに「なまちゃき」を始めとする様々な映像コンテンツを一任したのも納得がいく。
「なまちゃき」の第一回配信を迎えるにあたって、ホッカイドウ競馬関係者と番組の出演者とトヨDを交えて、決起集会のような打ち合わせを行った。
そこでは番組の方向性に関しても互いが意見を交わしたのだが、番組内でパドック解説を行う競馬ブックの高倉克己さんからの「初心者の方が見ても楽しめる番組にしよう」との言葉に、改めて番組の方向性が定まったような思いがした。トヨDはそこでも、ホッカイドウ競馬の重鎮ともいえる高倉さんと、時間の許す限り意見交換を行っていた。
「なまちゃき」は「UHB北海道文化放送非公式チャンネル」のような、ライトな視聴者層は勿論のこと、高倉さんから告げられる貴重な情報を受け取るような、コアな競馬ファンに対しても、様々な情報を届けられる番組となっているに違いない。そこでなまちゃきファミリーとなった、僕の役割となるわけだが、トヨDやホッカイドウ競馬関係者の皆さんからは、「村本さんには馬産地の特色を出してほしい」と言われている。となれば、僕のやるべきことはただ一つ、7時間の番組の中で門別競馬場に来ている牧場関係者たちを、無理やりスタジオに引っ張り込むだけであろう。というわけで、このコラムをお読みの皆さんは、どうかご協力をよろしくお願いいたします!