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プロフィール
村本浩平スポーツライター

1972北海道生まれ。
 札幌市在住。
大学在学中に「第1回Numberスポーツノンフィクション新人賞」を授賞。
大学卒業後は競走馬育成牧場に勤務。
生産・育成の現場への深い理解と知識を生かした執筆活動を行う。
現在は「優駿」「サラブレ」「競馬ブック」などの競馬雑誌に寄稿する他、競走馬のふるさと案内所のニュース記事等も担当。
エッセーのタイトルは造詣の深い「北海道日本ハムファイターズ」から。

最新記事一覧

  • 第104回 『馬産地通信、九州へ』 2017.08.22

     同い年(昭和47年生まれ)ながらも、学生時代はラグビーとアメリカンフットボールをやってきたマッチョな体付き。何よりもスキンヘッドの風貌からして、サングラスをした姿が、とてもTVディレクターには見えないHさんが、「村本さん、九州に行きませんか?」と電話の向こうで話しだす。そのHさんがディレクター兼、カメラマン兼、ドライバー兼...と何でもこなしながら制作を行っているのが、グリーンチャンネルで放送されている「馬産地通信」...

  • 第103回 『悪夢、再び』 2017.07.14

     まずはこの記事を目にしたところで、もう、手遅れであることを最初に記しておきたい。 8月26日と27日に札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズ、あるいは27日に行われるキーンランドカップを観戦、もしくは愛馬の応援に行こうと思っている関係者の方々。まずはホテルの予約サイトなどで、その日の宿泊を検索して欲しい。クリックをした後で画面に表示された、「この検索条件に該当する空室が見つかりませんでした」との文字に愕...

  • 第102回 『オフ会』 2017.06.12

     先日、生まれて初めてのオフ会に行ってきた。そのオフ会とはこれまでに16のクラブ法人に出資を行い、現在、出資している現役馬の数は優に200頭を超えるという、一口馬主界の人気ブロガー「ぐりぐり君」の、札幌では初めてとなるオフ会だった。 とはいえ、自分は会報などで仕事こそさせてもらっているものの、実際にクラブ法人の募集馬に出資したことはなく、今回は「馬産地の一口情報に精通するゲスト」として、このオフ会に呼んでいただいた。 ...

  • 第101回 『どうなる、サンチバ?』 2017.05.17

     今や競馬関係者のみならず、競馬ファンにも略称で呼ばれている、「サンチバ」こと産地馬体検査。その産地馬体検査こと「サンチバ」だが、今年に入って様々な変化があった。 まずは今まで4日間(浦河会場、静内会場が1日、早来会場が2日)だった北海道地区の第1回産地馬体検査の日数が、早来会場の1日減により3日間に。また、昨年までは6月に行われていた第2回産地馬体検査が今年は廃止となっている。 これはひとえに産地馬体検査を受検...

  • 第100回 『Stallions in Japan 2017』 2017.04.14

     一般社団法人日本競走馬協会の制作する種牡馬DVD「Stallions in Japan」の2017年度版が、Web版で配信を開始。また、今年からDVD版の発売も決まった。 思えば「馬産地ファイターズ」の第1回と第2回で取り上げた題材こそが「Stallions in Japan」の2009年度版。今月号で達成される背番号100(連載100回)の歴史が、ここから始まったと思うと、非常に感慨深い。 このように大変縁がある(勝手に)「Stallions in Japan」であるが、この度、DVD版...

  • 第99回 『求む、若きホースマン!』 2017.03.16

     競走馬生産・育成牧場就業応援サイトである「BOKUJOB」。そのコンテンツの1つである「先輩紹介」の取材、そして記事を担当させてもらっている。 取材対象者の多くが20代の就業者であるが、時には10代でこの世界に飛び込んできたホースマンの話を聞かせてもらう機会もある。 年齢的には子供といってもおかしくない10代の若者が、瞳を輝かせながら牧場就業の理由やこれからの夢などを話す度に、なんちゃってお父さんのような心境になった...

  • 第98回 『マークシートを塗るだけの簡単なお仕事です』 2017.02.16

     昨年の有馬記念当日は、ウインズ札幌A館の1階フロアにおいて、普段は競馬場で開催している「ビギナーズセミナー」の講師を務めさせてもらった。 有馬記念、そして日本ダービーは、普段は競馬をやらない一般層にも知られるレースであり、北海道北斗市に住む母親からも、「TVで戸崎騎手の特集を見ていたら応援したくなったから、単勝を買っておいて」との連絡をもらった程だ(勿論、戸崎騎手の単勝という馬券は売っていないので、有馬記念で騎...

  • 第97回 『高齢化競馬』 2017.01.10

     契約更改のお知らせ。「JBBA NEWS」で「馬産地ファイターズ」を連載中の村本浩平氏ですが、来年度の契約を更新したことをお知らせいたします。 以下、村本氏のコメント。「北海道日本ハムファイターズの日本一を期に、この連載も一区切りなのではと思っていましたが、フロント、いや事務局からは、『ここまで来たら背番号100番を目指して欲しい』との温かい言葉をいただきました。以前から懸念していた背番号100超え(プロ野球では育成選手が付け...

  • 第96回 『祝・北海道日本ハムファイターズ日本一!』 2016.12.20

     久しぶりに、このコラムタイトルに沿ったテーマを書けることが嬉しくてたまらない。北海道日本ハムファイターズ、球団創設以来3回目、そして10年ぶりの日本一おめでとうございます! 14歳からのファイターズファンである自分としては、10年前の日本一を札幌ドームで目にした際に、「あと10年はこんな感動を味わえなくてもいい!」と思っていたが、まさか、本当に10年かかるとは思いもしなかった(笑)。それでも10年間で今年を含めて4度のリー...

  • 第95回 『頑張れ!東北の馬産地』 2016.11.18

     9月中旬、東北に取材旅行をしてきた。個人的には、ラフィアンターフマンクラブの会報誌で原稿を書かせていただいていた頃に、GⅡフィリーズレビューを優勝したマイネレーツェルを生産した、青森・佐々木牧場を取材に行って以来の東北入りとなる。 その際は牧場にアポイントを取っていただいただけでなく、八戸フェリーターミナルからの送迎までも買って出ていただいた、青森県軽種馬生産農業協同組合の松橋康彦参事無しに、取材は成り立たなかっ...

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