HOME > お楽しみ > JBISコラム > 北海道馬産地ファイターズ > 2009年
最近,このコラムを読んでくださっているという牧場の方から「どうしてタイトルがファイターズなの?」という質問をされることが多くなった。 このような拙文に目を通していただいているだけでも有り難いことなのだが,しかも直に質問までいただけるなんて,感謝を通り越して申し訳ない気持ちすらしてくる。
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ツアーが終わった。こう表記すると,なんだか全国公演を終えたミュージシャンぽいかなと思ったのだが,自分が行ってきたツアーとは,前回のコラムでも書いたとおり,JBBAが企画し,10月9日から11日まで行われた「馬産地見学ガイドツアー」である。
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ツアーコンダクターになった。前回のコラムで「馬主になった」と書かせてもらったが,今回は(仮)ではなく本当である。
別にライターとしての筆力の無さに今頃気付き,将来をはかなんだわけではない。JBBAの競走馬のふるさと案内所が企画する「馬産地見学ガイドツアー」でツアーコンダクター兼ライターの大役を担うこととなったわけだ。
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馬を買うことにした。勿論,馬主になるほど安定した収入は持っていないので,ここからは仮の話である。
しかし村本さん(仮)は,馬を買おうにしても仲のいい調教師や知り合いの生産牧場といったつてがない。必然的にせり市に行かざるを得ないのだが,その時,市場の受付でふと手にしたのが「よくわかるシリーズ」だった。
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馬市ドットコムの提携牧場((有)チェスナットファーム,エバグリーンセールスコンサインメント,(株)ハッピーネモファーム,(有)平野牧場,前田宗将牧場,(有)大作ステーブル,(有)山口ステーブル)は,チームとして結びついているだけでなく良きライバルでもあると,運営者の齊藤宗信さんは話す。
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せり市で一際目を引く,濃いブルーの看板と同色のブース。元気なスタッフの挨拶と,見栄えのいい上場馬の姿に思わず足を止めたのなら,その看板には「馬市.com(ドットコム)」と書かれているはずだ。
馬市ドットコムは競り市場情報サイトの運営と,サラブレッドに関する情報管理をホームページ上で発信。また,せり市の前にはホームページや小冊子などで提供牧場の上場馬を紹介しているだけでなく,このようなブースを設置して,上場馬のとりまとめも行っている。
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勝手な解釈かもしれないが,日本は世界の競馬国の中でも,最も立ち写真が美しい国だと感じる。これまでに多くの海外のスタリオンブックを見たことがあるが,そのほとんどが写真に統一性が無いのでは? と思えるほどに種牡馬の肢の位置がバラバラ。写真で個体を比較するのは不可能ではないかと思うほどである。
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昨年,32頭の産駒が中央で走り,うち13頭の産駒で21勝。その勝ち鞍の中にはG㈵秋華賞を含む重賞4勝が含まれており,AEIは2.63という驚異の数字を記録した。
驚くべき産駒実績を残しているその種牡馬の名前とはウォーエンブレム(USA)。現役時はアメリカクラシック2冠を含む13戦7勝。その年にはエクリプス賞最優秀3歳牡馬にも選出された,アメリカを代表する名馬でもある。
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一昔とは違って,1月生まれのサラブレッドは珍しくなくなった。むしろ1月産まれのトールポピーとリトルアマポーラがG㈵を勝利し,当歳市場でも早生まれの利点である成長過程で優位にあることで高い評価を集めている。こうなると1月,2月といった早産まれのサラブレッドをどんどん生産した方がいいのではという気すらしてくる。
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JRAが制作した「JRA育成牧場管理指針」をご存じだろうか?自分自身,JRA育成馬であるセイウンワンダーの取材で日高育成牧場を訪れた際に初めて目にすることができたのだが,僅かながらも育成牧場に勤務した人間として,目から鱗が落ちるような内容だった。
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