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プロフィール
阿部典子ライター&フォトグラファー

馬に魅せられ、南関東競馬を中心に取材活動をする日々。
南関東競馬のフリーペーパーpocopoco、一口馬主クラブの会報コラムや、インターネットで厩舎情報などを執筆。
厩舎取材や記事作成などを行う中で馬の姿を見ない日はなく、何を見ても競馬や馬のことを考えてしまう馬好き。
趣味は読書と空観察。

最新記事一覧

  • 第66回 血統のロマンから目が離せません 2020.05.25
     第66回 血統のロマンから目が離せませんの画像

     ようやく収束の兆しが見えて来たかのような新型コロナウイルス。それでもまだ、安心はできない状態です。感染拡大防止のためのプレスへの対応は、南関東4場でそれぞれ基準(取材申請方法、許可媒体や人数など)に違いはありますが、いずれも「感染拡大を阻止して、競馬を続行する」という強い決意を感じます。 無観客開催は寂しい限りですが、そういった中でもレースが行われ、競馬ならではの血統ロマンに熱い気持ちになれることを大切に感じる...

  • 第65回 1日も早い終息を祈りながら 2020.04.27
     第65回 1日も早い終息を祈りながらの画像

     クラシックの頃には・・・長くても、大型連休までにはなんとかなるだろう。そんな気持ちも抱いていた2月。大井競馬場で無観客開催が行われるという知らせを耳にした時は、ここまで新型コロナウイルスの影響が長引くことは想像もできませんでした。今はただ、競馬が開催されることを大切にしていかなければという思いです。 中央競馬では4月9日付でJRA報道室から「競馬場・トレセンでの取材制限について」という通達が出され、JRAから限定された...

  • 第64回 華も笑顔も力仕事も 船橋競馬場誘導馬のお話 2020.03.26
     第64回 華も笑顔も力仕事も 船橋競馬場誘導馬のお話の画像

     新型コロナウイルス感染症の影響で無観客開催が続き、'歓声が聞こえる競馬場'がどれほど大切なものなのか、改めて感じる春となりました。 今回は、船橋競馬場の誘導馬と、そのスタッフについてお伝えしていきましょう。誘導馬目当てで来場するファンもいるほど愛されている存在。競馬場で会うことが叶わず、寂しい思いをしている方も少なくないのではと思います。 船橋競馬場で誘導の仕事に就いているのは、ちばシティ乗馬クラブの皆さん。今で...

  • 第63回 NARグランプリ2019授賞式が行われました。 2020.02.26
     第63回 NARグランプリ2019授賞式が行われました。の画像

     今年もまた、NARグランプリの授賞式についてお伝えする季節となりました。地方競馬の各部門の頂点に立った受賞者が集うNARグランプリ2019。今年の授賞式は去る2月17日、都内のホテルで華やかに開催されました。 受賞者お一人につき記者会見の時間は5分ほど。今回は、優秀新人騎手賞を受賞した岩本玲騎手(岩手)からのスタートとなりました。 スーツ姿も初々しい岩本騎手は2001年生まれ。2001年は、東京ダービーでトーシンブリザードが石崎隆之...

  • 第62回 寒サニマケズ。真冬の下見所。 2020.01.27
     第62回 寒サニマケズ。真冬の下見所。の画像

     2020年、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックの開催年がスタート!と思っていたら、「1月は行く(往ぬる)、2月は逃げる、3月は去る」という諺通り、あっという間に時間が過ぎようとしています。 今回は、真冬の船橋ケイバ ハートビートナイターのバックヤードをテーマにして進めていくことにしましょう。 船橋ケイバでハートビートナイターがスタートしたのは2015年6月。祝日などには昼間の開催になることもありますが、2018年4月か...

  • 第61回 繋がれた夢の先に見えた風景 2019.12.26
     第61回 繋がれた夢の先に見えた風景の画像

     時々、'競馬の神様の存在'を感じる場面に出会うことがあります。それは、気まぐれだったり、次のシーンへの試練だったり、そして、魔法のようにドラマチックだったり。 12月13日、船橋競馬場で行われたカトレアデビュー2歳新馬で勝利したのは、佐藤賢二厩舎のブラヴール(牡馬)でした。父は南関東で4つの重賞を制したセレン。母は唯一の南関東3冠牝馬のチャームアスリープ。そう、南関東競馬にとって夢の血統とも言える存在です。オーナーは...

  • 第60回 浦和競馬場ならでは 初めてのJBC開催 2019.11.26
     第60回 浦和競馬場ならでは 初めてのJBC開催の画像

     11月4日、浦和競馬場にとって初めてとなる競馬の祭典JBC競走が行われました。晴天に恵まれ、日向はポカポカとあたたかく、日陰は爽やかな風が吹く絶好の競馬日和。今回はそんなJBC当日の、取材の舞台裏を中心にお伝えしたいと思います。 最寄りの南浦和駅からフル回転で運行する無料送迎バスの他、徒歩での来場者向けに道中の各所に案内のスタッフが立って誘導。競馬場近くになるとお茶の配布サービスも行われていて、「なんだかいい雰囲気」と...

  • 第59回 2019ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンドとJBC開催間近の浦和競馬場 2019.10.25
     第59回 2019ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンドとJBC開催間近の浦和競馬場の画像

     10月9日、初のJBC開催を目前にした浦和競馬場で、2019ヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドが行われました。地方と中央の壁を越えて若い力が凌ぎを削るこのシリーズは今回で3回目。トライアルラウンドは今年6月からスタートし、地方競馬およびJRAの若手ジョッキーたちが、12月27日(金)に大井競馬場、翌28日(土)に中山競馬場で実施される『2019ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンド』への出場権をかけて、熱い闘いを繰...

  • 第58回 可能性への挑戦と、繋がるロマン 第73回セントライト記念(GII) 2019.09.25
     第58回 可能性への挑戦と、繋がるロマン 第73回セントライト記念(GII)の画像

     9月16日に中山競馬場で行われた第73回セントライト記念(GII)。3歳有力馬たちの今後を占う意味でも大注目のこのレースに、船橋からミューチャリー(矢野義幸厩舎)が出走しました。ミューチャリーにとっては芝初挑戦。多くのファンを魅了する、持ち前の末脚への期待が膨らみました。 当日は雨の影響もあり芝は重。最後方から徐々に進出し、4コーナーで大外を周ったミューチャリーは結果こそ12着でしたが、4着馬とは0.5秒差、上がり2番時計で...

  • 第57回 川島正行調教師 レジェンドが蒔いた種 2019.08.26
     第57回 川島正行調教師 レジェンドが蒔いた種の画像

     今年も熱い夏が去り、朝夕に秋の訪れを感じる季節となりました。2014年9月7日に川島正行調教師が天に召されてから、早くも5年が経とうとしています。 師の悲願でもあったハートビートナイターがスタートしたのは2015年6月。今でも、「川島正行調教師がご健在ならどんなアイディアで楽しませてくれただろうね」と話題になることも多々。5年経ってもなお、その存在が大きなものであることを思わずにはいられません。 今回は、川島正行調教師にま...

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