ホソジュンのウマなりトーク
1975年愛知県生まれ
JRA初の女性騎手として96年デビュー。
00年には女性騎手初の海外勝利(シンガポール)。
引退後は,ホースコラボレーターとして,フジテレビ「みんなのKEIBA」,U局「土曜ワイド中継」,グリーンチャンネル「トレセンTIME」に出演中。
レース直前の推奨馬の的確さは群を抜いている。
週中は栗東,週末は東京を拠点として活躍する。
最新記事一覧
-
第166回 「ブリーダーズ・ロマン」の解説文を書いて~島田さんから頂いた自信を今年に~ 2024.01.18
明けまして、おめでとうございます。 今年も1年、この場を通してお目にかかります。どうぞ、よろしくお願いいたします。 さて皆さまにとっての2023年は、どのような年となりましたか? そして昨年を踏まえて今年はどのような年にしたいとお考えでしょうか? とはいえ、考えたところで思うようにもいかないですし、歳を重ねる毎に物事はなるようにしかならないと思うようにも…。 特に私のような仕事は、お声がけあってこそ...
-
第165回 2023年を振り返って~子供時代の過ごし方に救われたバラエティー収録~ 2023.12.19
早12月。 今年も終わりを迎えようとしていますが、皆さんにとっての2023年はいかがでしたか?私は本当に有難いことに、競馬に限らず、いろいろな分野や種類の仕事依頼を頂き、様々な土地に出向くことや、初共演となるタレントの方々、関係者の皆さんとの出会いなど、非常に充実した1年だったように思えます。 中でも刺激的だったのが、バラエティー、「ダウンタウンDX」の出演。 今年の11月、「気になる業界の知られざる裏側」と...
-
第164回 素晴らしい日本の風景・姫路城~馬産地ならではの競馬色~ 2023.11.20
早11月。 今年も残りわずかとなりましたが、皆さんにとっての1年は、いかがでしたか? 私にとっての2023年は、様々な方面からお声をかけて頂き、特に夏以降は、全国を飛び回っていた日々。振り返ると、1週間で8都道府県にお邪魔する週もありました。またその内容が中央競馬・地方競馬のみならず、ボートレースや、まったく違う分野の仕事もあり、その分、新たな方との出会いや、新たな場所を知ることができ、胸躍る場面が多かったで...
-
第163回 次の仕事へのマインドづくり~仕事終わりは良い加減のお酒で~ 2023.10.18
秋競馬が始まりましたが、毎年のことながら、夏を過ぎてから年末までは、あっという間のスピードで時が過ぎ去るイメージ。 しかも今年の前半戦を振りかえると、コロナによる規制が解除されたこともあり、JRAの競馬場のみならず、地方の競馬場、またボートレース場にもお邪魔する機会が多く、1週間で日数以上の県に足を運んだ週も。そんなこともあり、周囲からは、「移動疲れとかないの?」「よく、それだけの移動で1度もコロナにならなか...
-
第162回 何を体内に入れるか、何を食べるか~疲れにくい体、運動機能の向上、思考や気持ちの安定のために~ 2023.09.21
ただいま、夏競馬ど真ん中。 小倉も開幕をし、札幌と新潟との3場開催が始まりましたが、私は毎週末、新潟へと足を運び、その週中も金沢競馬や門別競馬、そして大阪での競馬番組収録など、全国、あちらこちらの地にお邪魔しております。 とにかく今年の夏は異常な暑さ。各競馬場を訪れる度に、年々、最新のミストが導入されており、主催者側の暑熱対策に対する思いや尽力の大きさが伝わってきます。 私自身も、依頼して頂いた仕事...
-
第161回 今の常識を鵜呑みにしない~自分で考え決定し、後悔をしない歩みを~ 2023.08.17
暑い日が続きますが、皆さん、体調の方はいかがですか?こまめな水分補給は、なされていますか? 今では常識となった、こまめな水分補給。喉が渇いた時には実はもう遅く、身体が要求する前に水分を体内に取り込むのがベストとされていますが、一昔前は、運動中に水分を取ることはタブーとされ、体育や部活動においては、「水を飲むとお腹が痛くなる」とか、「水を欲しがるのは甘えだ」と指導する方も存在。 今も夏になると思い出される...
-
第160回 静寂さが魅力のライアン・ムーア騎手 ~感情のコントロールには正しい姿勢~ 2023.07.18
知人との何気ない会話や、ふとした瞬間の出来事が、天からのメッセージのように心に響くことってありませんか? 先日、たまたま見ていたTVドラマで発せられた、「自分の機嫌を取るのは、自分しかいないのですよ」というフレーズが、妙に腑に落ちるというか、脳裏に刻まれ考えさせられる言葉となりました。 確かに、自分の気持ちをコントロールするのは自分自身のマインドのみ。特に納得のいかない出来事が起こった際、私は他人に意見を求...
-
第159回 2023年のダービー馬は?! ~競馬のクリーンなイメージ更なる信頼を~ 2023.06.16
このコラムが掲載される頃には、2023年の日本ダービー馬も決まっている頃なのでしょう。 今年の注目は、何と言ってもキャリア4戦目での無敗の制覇がかかるソールオリエンス。 横山武史騎手にとっては、2021年1番人気で挑んだ日本ダービーでの経験を得ての今回。その点についてはソールオリエンスを管理する手塚調教師も、「これまでの武史の姿を見てきたし、話をしている中で、武史の軸となっているのはエフフォーリアだとも感じる。彼の歩み...
-
第158回 キタサンブラック トップラインのすばらしさ ~勝利騎手インタビューに感じること~ 2023.05.19
初年度産駒からイクイノックスを輩出したキタサンブラック。そして今年の牡馬クラシック戦線の中心格となるのも、キタサンブラックの仔・ソールオリエンス。 皐月賞ではキャリア3戦目。しかも最内枠で重馬場の中、全ての課題をクリアしてしまうレース内容には驚きでした。イクイノックスもそうですが、キタサンブラックの仔は、持久力のあるキタサンブラックの血と、切れ味を武器とするディープインパクトの血の良い所がミックスされているかの...
-
第157回 メジャー大谷翔平選手の肉体進化と高い食意識 ~古馬となり変化の特性示すエピファネイア産駒~ 2023.04.18
先日、中山競馬場に行く際、下総中山駅からタクシーで競馬場へと向かったのですが、駅から真っすぐあがって行く道すがら、スーパーや酒屋など数店舗近くが店を閉めている状況でした...。 いや、タクシーに乗る前の駅ロータリー周辺のビル内も2か所が空の状態。 タクシーの運転手さん曰く、「ここ1年で、バタバタと店がなくなっている。コロナの影響だよね。よく乗ってもらっているスナックのママさんも、このままだと家賃が払えないから店を存...