北海道馬産地ファイターズ
1972北海道生まれ。
札幌市在住。
大学在学中に「第1回Numberスポーツノンフィクション新人賞」を授賞。
大学卒業後は競走馬育成牧場に勤務。
生産・育成の現場への深い理解と知識を生かした執筆活動を行う。
現在は「優駿」「サラブレ」「競馬ブック」などの競馬雑誌に寄稿する他、競走馬のふるさと案内所のニュース記事等も担当。
エッセーのタイトルは造詣の深い「北海道日本ハムファイターズ」から。

最新記事一覧
-
第65回 『緑川所長退任の際して』 2014.05.21
競走馬のふるさと日高案内所の緑川芳行所長が3月末に、満65歳の定年を以てHBA(日高軽種馬農協)を退職された。 この「JBBA NEWS」をお読みになっている読者の方も、競走馬のふるさと日高案内所内やHBAのせり市場において、再上場の受付に座られている緑川所長の姿を一度は見かけたことがあるはずだ。 自分自身も緑川所長、いや緑川さんが所長職に就かれた11年程前から、いや、正確には「こっちに来たら顔を出してよ!」と気さくに声をかけて...
-
第64回『ポニーショー』 2014.04.30
大切なことだから2回言います、ではなくて、大切なことだから2回書きます。もし皆さんが何らかの機会で新千歳空港の近くに来ることがあるのなら、是非ともノーザンホースパークで行われているポニーショーを見ておくべきだ。 実はこの書き出しは、キャロットクラブ会報紙「ECLIPSE」で連載中のコラム、「馬創りの現場から」の今月発刊号の書き出し部分に少しだけ手を入れたもの。まさか「JBBA NEWS」と「ECLIPSE」を購読し、しかも自分のコラム...
-
第63回『浦河からソチへ』 2014.03.17
今年のソチオリンピックの出場選手の中に、浦河町出身の選手がいる。スピードスケートの男子5000Mに出場を予定しているのが、浦河第二中学校の出身で、現在は山形中央高校に通うウイリアムソン師円選手。まだ18歳の師円選手は、スピードスケート日本代表の男子選手では最年少。しかも高校生がオリンピックに選出されたのは22年ぶりのこととなる。 「中学まで決して目立った成績を残していなかっただけに、オリンピックに選ばれるような選手にな...
-
第62回『競走馬ハンドブック』 2014.02.14
先日、フェイスブックを眺めていると、ライターの島田明宏さんが、「競走馬ハンドブック」という本を取り上げていた。 日本ウマ科学会が編集したこの本は、「わが国初の本格的な競走馬育成書」と銘打たれている。確かにこうした技術書は目にしたことが無いなあと思い、島田さんの投稿に、「正直高いですが、勉強のために買ってみます!」と書き込んでみた。すると島田さんは、「ゼロをひとつ見間違えていたことに気付きました」と返してくれたの...
-
第61回『札幌競馬場プレオープン』 2014.01.17
11月30日に新スタンド(パークウインズ棟)がプレオープンを迎えた札幌競馬場。取材というのは名目で、実際のところは前回のコラムでも書いた大学時代の友人と「朝から36レースぶっ続け競馬」を行うに相応しい場所かどうかを確かめるべく(嘘)、関係者を対象とした内覧会、そしてプレオープン当日に潜入捜査してきた。 内覧会の際に新スタンドに入ってまず思ったことは「建物が新しい!」ということ。大学の頃、札幌競馬場にレストランのアルバ...
-
第60回『J-PLACE vs ウインズ 』 2013.12.11
最近、大学時代に知り合った友達が、「今日は馬券買いに行かないの?」と連絡してくるようになった。その友人とは大学を卒業後、ウインズで待ち合わせるほど競馬を楽しむ間柄であったが、地方への転勤、そして結婚をしてからは競馬とも縁遠くなってしまったようで、年に数回、思い出したかのように、「今日は何を買うの?」との電話がかかってくるぐらいだった。 しかし、今年に入ってから札幌の郊外に引っ越してきたことで、再び競馬熱に火が付...
-
第59回『JBBAツアー』 2013.11.14
JBBA日本軽種馬協会が企画する2013秋北海道馬産地見学ガイドツアーに、今年も参加、いや「乱入」してきた。といっても3日間のツアー全てに、ブルロープ片手に乱入したわけではない。ここ数年と同じようにツアー最終日だけの乱入であり、しかもバスで移動する参加者の方に対して、こちらは自家用車での移動と、ヒールレスラーよろしく実に身勝手な乱入である。 しかも見学をお願いしている牧場も種牡馬を繋養するスタリオンだけでなく、防疫...
-
第58回『トウカイテイオー「さん」』 2013.10.11
名前を呼ぶときに「さん」付けする馬が何頭かいる。まずは自分とそれほど離れていない年齢、もしくは年上の馬に対する場合。さすがにこの年で(41歳)、年上のサラブレッドがいたとするなら、それはギネス記録更新間違いなしであるのだが、ノーザンテースト(CAN)(1971年生まれ)に取材で初めて会ったときには、1つ年上の先輩だけに、「ノーザンテースト先輩、チース」と体育会系の性として、深々と頭を下げさせてもらった。 「さん」付けする...
-
第57回『函館開催とGLAY』 2013.09.19
第51回のコラムにも書いて危惧をしていた、7月28日、29日に函館市の緑の島で行われたGLAYの野外ライブ「GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLER NIGHT VOL.1」が、同日に行われていたJRA函館開催(含む宿泊や交通)に与える影響は、自分が想像していたほどでは無かった。 その際には不安を煽るような原稿を書いてしまったこと、そしてこのコラムを読んだばかりに、この両日に函館競馬場へ行くのをためらった競馬関...
-
第56回『馬産地のお見合い』 2013.08.09
先日、取材先の牧場主からいきなり、「お見合いしませんか?」と言われた。 「いやあ、実は遅刻しそうになって時計を見ながら走っていると、同じく遅刻しそうになりながら、食パンをくわえて走ってきた女性と交差点の角でぶつかるという、運命の出会いを願っているのですが」なんて理由で断ると(嘘)、その牧場主は、「今度、日高町でお見合いの番組があるのですが、申込者が少ないと聞いていたので、良かったら参加してもらえないかと思ってい...